成績が最も向上する鉄則
鉄則1:『取れる・とるべき問題』を完璧に仕上げる
鉄則2:✕→○に変える。
鉄則3:ワーク3周
結果、成績が最ものびる。
具体的には、取り組む問題の中で『取れる・とるべき問題』を丁寧に解き、完璧に仕上げることがポイントです。また、間違えた問題を見つけた場合には、それを修正して正解に変える努力をすることも重要です。
ただし、成績が向上するためには最低でも「ワークを3周」することが必要です。しかし、ワークを3周すれば必ず成績が上がるわけではありません。最低『ワーク3周』すれば、れは間違えた問題を修正して正解に変える機会が増えるため、✕→○に変わるから成績が向上するのです。
大切なのは、『取れる・とるべき問題』を徹底的に取り組み、間違えた問題を修正して正解に変えることです。
- 3分の1の中学生が答えを写す。
- 3分の1が1周しかしない。
- 3分の1が3周やる。
となれば、3周やれば上位30%に入れるという感覚です。
具体的な進め方とは。
1.大問ごとに問題を解き
○△✕をつけ正誤確認をする。
丸付けは、○△✕にわけてつける
○(正解)(できる自信あり) もう二度とやらない
問題を解いた結果が正解だった場合につけます。自分の解答が正しいことを確認することで、自信を持つことができます。
△(部分的正解)何かを見ながらやった(できる自信なし)もう一度とく
解答が完全には正解ではないが、一部が正しい部分がある場合につけます。これは、自分の解答が一部正しいということを認識し、改善の余地があることを示します。
✕(不正解) もう一度とく
解答が完全に間違っている場合につけます。この場合、解説を読む必要があります。
△と✕はもう一度時間をあけて、翌日以降に再度とき直しをします。
〇になるとは、
何度も解きなおして、人に解説できると感じたものはできるようになったと判断してOKです。
この△と✕が、キチンとできるようになると、成績が上がる。
大問ごとに正誤確認する理由は、
●すぐにわかるフィードバックため:
問題を解いてすぐに答えを確認することで、自分の解答が正しいかどうかがすぐにわかります。正解した場合は自信を持てますし、間違えた場合はすぐに修正や再学習ができます。
●学習の効率を上げるための:
たくさんの問題を一度に解くのではなく、少しずつまとめて解くことで、学習をより効果的に進めることを意味します。少ない問題数でも集中して取り組むことができ、理解度を高めることができます。このように、自分の課題や弱点を把握して取り組むことで、より効果的な学習が可能です。
●自分の理解度を確認して自己評価するため:
問題を解いて自分の答えが正しいかどうかを確認することで、自分がどの程度理解しているかを確認し、自己評価することを意味します。正解できた問題は自信を持てますし、間違えた問題は改善のために取り組むことができます。これにより、自分の学習の進捗や理解度を把握し、自己評価することができます。
●解説や補強学習の機会を利用するため:
間違えた問題や理解が不十分な問題について、解説や追加の学習を活用することで、理解を深めることを意味します。誤答した問題についてなぜ間違えたのかを理解し、正しい解法や理論を再学習することで、知識を補強することができます。解説や補強学習を通じて、より深い理解を促進しましょう。
以上の理由により、問題集を大問ごとに正誤確認することは効果的な学習方法と言えます。ただし、学習スタイルや好みによっては、複数の問題をまとめて解いてから正誤確認する方法を選ぶこともあります。個人の学習スタイルに合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
2.教科書を見ながらやらない
教科書を見ながら勉強することについて、いくつかの意見があるようですね。教科書を見ながら勉強すると、調べることができて学びになるという意見もありますが、教科書を見ながらやるのは、答えを写しているのと変わりません。そんなことするなら、答えを丸写ししたほうがいいです。
教科書を見ながら勉強している場合、それは初めの段階での情報のインプットにはなりません。『でも、やっぱり、教科書を見ながらやると、調べられるし、勉強になります』という意見もあります。しかし、それは勉強ができない人の意見で、勉強ができる人は、教科書を見ながらやってません。もし、教科書を見ながらやっているなら、それは内容が理解できない場合は、再度インプットをしているのです。
調べることは、勉強ではなく作業です。ほぼわからないようならもう一回インプットをやりしましょう(インプットの例:教科書読む、動画で解説を見る、わからないところをググって調べる)。その後、教科書を見ないでワークをといてください。(国語など問題文が必要なものは別ですよ。)どうしても教科書読みながらやりたい場合は△をつけてください。
教科書を見ながらやってはいけない理由は
1.答えを丸写ししてしまう可能性:
教科書を見ながら勉強すると、答えをそのまま写してしまう可能性があります。しかし、答えを丸写ししてしまうと、自分自身で問題を解決する能力や思考力が育ちません。問題を自分で考え、自力で解答することが重要です。
2.初めの段階での情報の理解不足:
教科書を見ながら勉強すると、まだ内容を理解していない段階で答えを探してしまうことがあります。しかし、このような場合、初めの段階での情報の理解が不十分なまま進んでしまう可能性があります。基礎的な知識や理解をしっかりと身につけることが学習の基盤を築く上で重要です。
3.調べることと勉強の違い:
教科書を見ながら調べることは、単に情報を得る作業ですが、勉強とは異なります。勉強は、与えられた情報を理解し、自分の知識として内部化するプロセスです。教科書を読み込んで理解を深め、問題に取り組んで解決することで、本当の学習が行われます。
以上の理由から、教科書を見ながら勉強することは避けるべきです。代わりに、教科書を読んで理解を深め、自分自身で問題に取り組んで解決することが大切です。必要な場合には、理解度を深めるための教科書の再読や解説動画の視聴、インターネットなどの追加のインプット方法を活用しましょう。
3.わからない問題は一旦スキップする
わからない問題は一旦スキップすることは、以下の理由から有効な方法です。
1.時間管理の観点から:
わからない問題に時間をかけすぎると、他の問題への取り組み時間が不足してしまう可能性があります。時間内に全体の問題に取り組むためには、適切な時間配分が必要です。わからない問題に時間をかけすぎると、他の問題への取り組み時間が削られてしまい、全体的な成績に悪影響を与えることがあります。
2.負の影響を避けるため:
わからない問題に長時間取り組んでいると、フラストレーションや不安感が増えることがあります。また、他の問題の解法や知識を忘れてしまう場合もあります。このような負の影響を避けるために、一旦スキップして他の問題に取り組み、最後に時間を割くようにすると、冷静な状態で取り組むことができます。
とばした問題に取り組む際には、以下のようなポイントに注意しましょう。
1.時間を決めてスキップする:
わからない問題に時間を割くことを制限するために、あらかじめ時間を決めてスキップしましょう。その時間内に他の問題に取り組むことで、全体的な進行をスムーズにすることができます。
2.最後に取り組む:
スキップした問題は最後に取り組むようにしましょう。他の問題に取り組むことで、解法や知識を思い出したり、自信をつけたりすることができます。最後に再度取り組むと、より冷静に問題に取り組むことができます。
以上の方法により、わからない問題に時間をかけすぎずに全体的な成績を向上させることができます。ただし、スキップした問題にも必要な時間を十分に割くことを忘れずに、最後まで取り組むようにしましょう。
4.2周目、3周目を
出来るようにする前提で解く
2周目や3周目の学習を効果的に行うために、以下のアプローチがあります。
1.答えを隠す方法:
問題と解答欄が左右に分かれている形式の教科(社会や理科)では、紙や赤シートなどを使って答えを隠すことができます。2周目や3周目に取り組む際には、初めに答えを隠し、問題のみを見ながら解答を考えるようにします。これにより、自分自身で問題解決のプロセスを再確認し、理解度を向上させることができます。
2.数学の場合の対策:
数学の解答は赤シートで隠すことで問題が隠れます。この方法を利用して2周目や3周目の学習を行いましょう。解答の冊子を赤シートで隠し、問題文だけを見ながら解答を考えることができます。また、赤シートを使って解答を確認する際にも、解答の冊子を隠すことで問題文を再度確認することができます。
3.英語・国語の対策:
英語や国語の場合、解答の冊子を赤シートで隠すか、ワークに解答を書く際にはオレンジペンを使い、赤シートで隠せるように書くなどの工夫が有効です。解答を見る際には、赤シートを使って解答の一部を隠しながら、問題文と照らし合わせて解答を確認することができます。
これらの方法を活用することで、2周目や3周目の学習が効果的に行えます。答えを隠すことで自己解答を促し、問題解決能力や理解度を向上させることができます。
さらに、反復学習を通じて確実に理解を深め、結果として成績向上につなげることができるでしょう。
ただし、解答を隠す方法を適切に活用するためには、注意深く取り組む必要があります。
5.✕のところは
〇になるまで何度もやり直す。
✕のところは〇になるまで何度もやり直すことは重要です。
例えば、英単語や漢字などの学習では、練習を積まない限り永遠に理解や記憶が定着しないものもあります。このような場合、ノートに書き出して復習したり、由来や意味を調べたり、練習を繰り返す必要があります。
その際にオリジナルの解説ノートを活用することが役立ちます。オリジナルの解説ノートでは、ワークや問題集で解答できなかった部分をまとめ、練習や復習を行うことができます。このような繰り返しの学習を通じて、自分自身で解説できるまで復習することが重要です。
〇になるとは、何度も問題を解き直し、他の人にも解説できるまで身につけたと感じることを指します。自分自身が解説できるようになると、その内容を理解している証拠です。
ただし、ワークを3周するためにはある程度の勉強量が必要です。十分な学習時間を確保し、取り組むことが重要です。短期間で効果的な学習を行うためには、計画を立てて時間を使い分け、適切なペースで学習を進めることが大切です。
このような繰り返しの学習と集中的な取り組みを通じて、理解度や成績を向上させることができます。自学ノートや練習を通じて自信をつけ、〇に変えるために努力しましょう。
『オリジナルの解説ノート』=『オリジナルのレジピ書』を作成する手順とは?
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