6月26日のブログ1つ目を書かせいていただきます。
6月24日のアジサイメモ①の続きになります。
アジサイについてのお勉強のために書かせていただきます。
今回は、アジサイの育て方についてのメモになります。
【種類別育て方】
①ハイドランジア:新しい枝に花を咲かせるので、地植えでも鉢植えでもどちらでも
OK!!ただし、鉢植えにする場合は、現在のサイズの大きさから
2まわり小さい鉢のサイズまで土を落とし、同じ鉢に植え替えると
いい。
四季咲きのアジサイが多いので、花(ガク)の色があせたら、選
定し、次の花(ガク)が咲くまで待つ。
選定は緑の軸を2節くらいで切るのがちょうどいい
花色が豊かなので、1つは家にあるといい
②ホンアジサイ:アジサイ全般に言えるが、冬場は寒風に弱いので、地植えする場合
は、防風林がわりに木の間に植えるといい。しかし、アジサイは本
来日光が好きなので、ほどよく日が当たる場所であれば、花(ガ
ク)が長持ちする。鉢植えの場合は、冬場は室内の日当たりのよい
ところに置く。
③ガクアジサイ:両性花と装飾花があるガクアジサイは両性花に他の種類を受粉させ
れば種が取れる。日本のお家芸ともいえるアジサイは、何十年とい
う歳月をかけて受粉させた種を何回も交配させたものの中からより
美しいアジサイをつくっているので、事務的にでも、受粉させて新
しいアジサイを作ってみるのも楽しみの一つ。
両性花と装飾花の色が違うアジサイをつくるには、どうすればいい
のかはこれから課題。
➃ヤマアジサイ:日本原種のアジサイなので、交配させるのにいいのかもしれない。
湿った環境を好むので、夏場は遮光するか、西日が当たらない場所
に配置する。湿った環境を好むので、花後の剪定に気をつける。あ
まり剪定しすぎると、来年咲かないし、土も早く乾く。
しかし、難しいところは、装飾花の色が2色の場合、色の差をはっき
りさせる方法が、日光に当てるか、温度管理をしっかりしないと、
うまく色つかない。
日光に当てすぎると真っ赤になり、当てないと白と赤のコントラス
トが緩くなる。
山野草が好きな私としては、おそらく最も購入したいアジサイにな
る。ヤマアジサイだらけにならないように気をつける。
⑤カシワバアジサイ:地植えにした方が成長が早く、大きくなるが、剪定できないく
らいに大きくならないようにする。カシワバアジサイの紅葉は
見てみたい。
⑥コアジサイ:東日本に多く自生するということは、おそらく気温に気を付ける必要
がありそう。よって西日が当たらない半日陰がよさそう。コアジサイ
はいい香りがするとの話なので、1鉢は購入してみたい。(アジサイで
唯一香りがするらしい)
⑦ツルアジサイ:壁に這わせて、塀を壊したら困るので、しばらくは遠慮。白か黄色
のアジサイを楽しむのもいいが、誘引するならバラにする。
⑧タマアジサイ:両性花が玉のようになるアジサイだから、やはり1鉢くらいは欲しい
が、コアジサイとヤマアジサイを交配させるとどうなるのだろう?
育て方はヤマアジサイと同じ湿った環境がよさそう
⑨ノリウツギ(ピラミッドアジサイ):アジサイの中で唯一、夏場(7月上旬~)咲く
ので、アジサイが好きであれば、ヤマアジサ
イ、ホンアジサイもしくはハイドランジア、
ノリウツギの順でアジサイを楽しむのも一つ
かもしれない。
日光に十分当てる必要があるが、西日には弱
く、葉が焼けるので注意が必要。
ピラミッドアジサイも大きくなるイメージな
ので、剪定には気を付ける。
【アジサイの肥料】
1。ピンクのアジサイは、色変わりが起こりやすいので、石灰やリンを多めにする
2。アジサイの肥料には、青アジサイの肥料と赤アジサイの肥料があるが、肥料は極力少な目がよさそう。赤を発色させるには、日光を使い、青アジサイには日本に雨が弱酸性なので、青を強く出す際にはピートモスがいいのかもしれない。
3。
【アジサイの管理方法】
A 夏場は葉焼けを防ぐためにもあまりあてない。(葉焼けしていると思ったら遮光する)
B 冬場は寒風を防ぐ(寒風に当たると枝が枯れる。次の年、下から新しい枝が出る場合と枯れたと思う枝から蕾を持つ場合と2種類ある)
東北地方である場合は、木と木の間に植えて、雪で折れるのを防ぐと同時に、風よけをしてしまう。木はできれば針葉樹がいい。針葉樹を剪定して、アジサイに日が当たるようにする。
C 花が咲かない場合は以下を反省する。次年度以降は、管理方法を変える。
1⃣ 花後の剪定が遅れた(遅くても7月中旬から8月中旬までに終わらせる)
2⃣ 剪定は軸が緑のところを葉4枚残して剪定する(強剪定しすぎない)
3⃣ 日陰で育てない(本来アジサイは日光が好き)
4⃣ 購入して2年目の株は花が咲かないことがあるので、3年目以降、様子観察
をする。(環境の変化で花をつけない場合と、植えた場所の日光の具合に
よる)3年目に勢いよく出てくることもある(地植えの場合)ので、注意が
必要。 鉢植えの場合は、一回り大きい鉢に剪定を緩くして行う。
D いろんな種類のアジサイが欲しい場合は、コンパクトに育てる。植えていた鉢と同じサイズに植え替えるのであれば、根を2回り崩して植え替える。もしくは株分けしてしまう。
E 強剪定すると、来年花が咲かない
F うどんこ病が発生した場合は、ウドンコ病がひどい葉は落とし、秋に落葉した葉も捨てるか焼くようにする
【アジサイの魅力】
咲き始めは緑色、土壌の影響を受けて、酸性度によって変化。その後はまた緑色に戻る。ここまでを楽しんでから、剪定する。秋まで花を楽しむのであれば、来年は咲かせない。9月が花芽形成。10月が花芽分化。15℃を下回ると成長が止まる。
それまでの間に、種を取る。種を取る株と剪定する株を決めておく。
【切り花のアジサイの楽しみ方】
アジサイは花を水に浮かべて3日くらいしかもたない。切り花にするときは、軸を十字に切り、先端を焼く。そうすると長持ちするらしい。
まとめは以上にさせていただきます。ここまでお読みいただきありがとうございました。
もしかしたら、欲しいアジサイの写真を後で乗せるかもしれませんが、その時は放置でお願いいたします。
皆様もアジサイを楽しんでいただけたら嬉しい限りでございます。
では、ごきげんよう。