こんばんわ。1月16日2つ目のブログを書かせていただきます。

 

本日は、1日給湯器からお水が出ませんでした。まあ、しょうがないですね。

朝から-8℃、日中1℃では、こうなるのも仕方ありません。

 

我が家の給湯器です。給湯器の右下に、こういう蛇口から給湯器にお水をひく場所がついています。

  

見えずらいのですが、この紫の〇の中のコックとでもいうのでしょうか、黒いツマミの部分を気温5℃以下の日は毎日、使わなくなったらはずすのでございます。

外す前のツマミが付いている状態が左の写真で、はずしたあとの写真が右でございます。

 

この外す作業をやらないと給湯器が凍って壊れます。壊れた場合は修理費がかかります。

で、外して寝るわけですが、起きてツマミを設置すると、水が出る時と出ないときがあります。出ないときは、念のため、再度ツマミをはずしておくのですが、この銀色のジャバラの先に、水を通す栓がついているのです。これを閉め忘れて、そのままにしておくと、気温が高くなった時(日中1℃~5℃くらいでしょうか。だいたい12時頃から3時頃に)この紫の穴から勢いよく水があふれてきます。公園でよく見かける噴水状態です。

紫の円の中の黒いツマミとジャバラ先の元栓はセットで緩める、閉めるをしないといけないのです。岩手に来てまず気を付けなければならないのが、冬場のこの作業です。他に雪かきと、車のワイパー上げも気をつけなければなりません。

 

寒い時は、パンを冷凍しておくと、とても便利です。お腹がすいたら、葉物野菜とトマトと、マヨネーズを焼いたパンにトッピングして食べます。お湯の中に、卵を割って入れて、茹でたものをトッピングしてもいいし、贅沢にチーズをのせてもいいし、ウィンナーでもかまいません。キャベツとトマトが冷たいので、卵、チーズ、ウィンナーは熱々のものがおいしいです。

 

作り置いておいた”ひっつみ汁”も食べる量だけ、小さいお鍋に入れて温めて食べるという方法もいいです。

 

パンはお皿一枚、ひっつみ汁もお椀一つだけなので、洗う心配もありません。

 

我が家では、お水が出ないという対策のために、バケツと大きめの鍋、ペットボトルにお水を張っています。

なので、しばらく水が出なくても、生命に影響を与えません。

 

そうそう、”ひっつみ汁”とは、あまりもの野菜を茹でた中に、小麦粉+卵+水で溶いて、泥っとさせたものをスプーンですくってお鍋に入れて茹でる汁物でございます。

小麦粉をお水で溶くときに、硬すぎても柔らかすぎてもおいしくありません。

歯ごたえを重視するときは、スプーンですくった時に、ボタっと落ちるくらいが理想でございます。

小麦粉の中にお砂糖を入れると、お子様も食べやすいかもしれません。また、サイコロ状のサツマイモを混ぜてもおいしいかもしれません。

 

大きなお鍋に野菜とひっつみを入れた状態の物で準備は完成させておき、食べたいときに食べる量だけ小鍋に移して沸騰させて、お味噌で溶いたり、醤油味にしてみたりなど、食べ飽きない工夫をするといいと思います。

 

”ひっつみ汁”は、雑穀の国、岩手が編み出した生きる知恵でございます。

パンが入っていた袋は、クズゴミを入れるのにちょうどいいので、捨てないで取っておきます。(このパンが入っていた袋には、パンくずができており、鳥たちの餌にもなります。)これは、貧乏の知恵でございます。

 

 

ここまで読んで下さって、ありがとうございました。

 

明日は、給湯器使えるかな・・・・・・(-。-)y-゜゜゜

水が出ないと、精神的にがっくりです。

 

能登半島で被災した方が、岩手に来られた時に、トイレ、お風呂、台所はきちんと使えるようであってほしいと切に願います。

住居以外の、衣類(あ、間違えた医療。でも、岩手では温かい設備やら布団が大事です)、食事がきちんとできるような環境であることを祈るのみです。

 

それでは、皆様、ごきげんよう。