レーベンスティールがオールカマーに出走しました。

 

レース前

18日は軽めの調整を行いました。19日は美浦Wコースで追い切りました(80秒2-65秒4-50秒8-36秒5-11秒3)。「右口の強さがありますし、右回りの追い切り、レースになりますから、そのあたりのことを踏まえて調整しながら今朝追い切りを行いました。実際のところフォームを見るとバランスは悪くなくいい動きを見せてくれていました。しかも、促した際の反応もできていました。エプソムカップのときの最終追い切りのときは意図したものではなかったもののかなり唸る格好になっていたのですが、今回もシチュエーションこそ違えど唸り具合は良く、しっかりと動けていたと思います。体つきに関しても入厩して2週間ほどは余裕があったのですが、段々とフィットしてきまして、今朝もしっかりとやったことからさらにいい仕上がりに持っていけるのではないかと思えます。今後のこともありますし、ルメールさんにより良い印象を持ってもらえるような走りを見せてもらえたらと思っています」(田中博師)22日の中山競馬(オールカマー・芝2200m)にルメール騎手で出走いたします。



レース後

22日の中山競馬ではいいスタートを切り好位につける。なだめながらの追走で直線では内に進路を取り、ゴール板直前で前を捕えて見事に優勝。「会員の皆様おめでとうございました。正直終始ヒヤヒヤしながら見たレースでしたね…(苦笑)。そのあたりのことを含めてジョッキーに聞いても“今日はフレッシュでした。パワーアップもしていたことで結構かかってしまいましたね。スタートは上手な馬なので無理なく前の位置を取ることができましたし、今は内側が良い馬場なので、そこを通すことができればと思っていました。ペースが遅かったこともあり勝ち馬は楽に行けていたと思いますが、良い目標になりましたね。最後はよく捕えてくれました。距離はこのくらいでもいいけれど、もう少し詰めてもいいかもしれませんね”と言っていました。前進気勢の強いところは以前からですが、今回パワーアップしていたこともあり、いつも以上に丁寧に接してきたつもりですが、まだ成長途上でもありますからね…。今回はクリストフがよくリードしてくれましたが、今後も課題のひとつと捉えていきたいです。しっかりと走りましたし、蒸し暑いなかでもあったので、この後のことを決める前に状態面を慎重に捉えていかなければいけないと考えています」(田中博師)昨年の香港と今春の新潟で大きく敗れる経験をしたことから油断なりませんでしたが、前走の快勝によりまた軌道に乗せていければと思いましたし、ここで再び結果を出して飛躍の秋にしていければと思いながら、この中間しっかりと乗り込まれてきました。トレセンへ入ってからはアンバランスなところもありましたが状態が日に日に上がってきて、当該週も守りに回らず負荷をかけるようにしっかりと動かしてきましたので、これでどれだけの走りが見られるかという思いでいました。その結果、ヒヤヒヤしたものの力が違うと思わせてくれるような走りで見事に差し切り、重賞連勝を飾ってくれました。今後の目標は決まっていませんが、まずはレース後の無事をしっかりと確認してからどうしていくか検討していければと考えています。

 
 
とにかく「ルメールさん」に尽きるでしょう。
当日は口取り抽選は外れたものの、現地で指定席から見ていました。
内を突いても抜けて来れるとは思っていましたが、
実際に抜けてくるまではヒヤヒヤしました。
次走は天皇賞だとは思いますが、
リラックスして臨んでほしいです。
 
今週はその「ルメールさん」を確保してデビュー予定だったナヴィガトーレがまさかの除外。
天栄場長の期待も高いということですが、
東京開催は相手も揃いますから、
どこを使うか楽しみに待ちましょう。