いただくことの多い相談の一つが、母乳の質に関するものです。

「最近、赤ちゃんがひっぱって噛む。」「飲むけど怒ってる。」「表情が前と違う気がする。」などです。

 

話を聞いているとたぶん、おっぱいの味が変化しているのだろうなと思います。

この話をすると驚かれるお母さんが多いです。

でも実際のところ、授乳のサイクル、催乳感覚に合わせた授乳とママの食事によって全然違うのです。

 

先日のお母さんの乳房マッサージをしながら届けたアドバイスは、

「赤ちゃんは美味しいおっぱいだけを飲んで、美味しくないおっぱいを残してます。なので、美味しくないところを少なくとも月に一回の大掃除で出すと良いですよ。」との内容でした。

後日、桶谷式マッサージの後の赤ちゃんの飲み具合が変化して、たくさん飲んでくれるようになったと言われていました。私自身の体験を通しても、古いおっぱいを出すことは良質なおっぱいをつくるのと同じくらい大事です。あと、古いおっぱいを出すと体がスッキリして楽になります。

 

母乳育児相談所やどりぎ in シンガポールでは母乳外来の形式で対応しています。

オンラインでの相談も受け付けますが、やっぱり母乳外来の方が細かな事が分かって

美味しいおっぱいが出るお手伝いができると思う日々です。