お盆といえば子供のころは

ご馳走食べたり、迎え火で花火したり

親戚が集まったり、

それなりに楽しいイベントだったのに、


大人になってみると

仕事では恐怖の「盆休み進行」五月女風22

お泊りでは怒りの「お盆休み特別料金」五月女風25

楽しくないことばっかりなのは

なんででしょう・・・

アホみたいな特別料金はイヤ
でもお泊りしないと、夏休みって気がしない


そんな気持ちで揺れていた時、

ふと、

トリップアドバイザー

(なぜか不肖わたくしが「おすすめブロガー」になってますの)


の、クチコミ人気サイト


ここ

を見たら、

伊豆の旅館人気ベスト10で

1位・・・あせび野

に次いで、第2位につけているのが

今までノーマークだった

対山荘


というお宿だったんです。



で、HPを見たら雰囲気がとてもよく、


露天風呂付きのお部屋は予算オーバーだったのですが

普通の和洋室もお風呂だって

温泉だっていうし、

新しくて広くて立派で、

しかも大きな窓がついてる!!
キラキラ


二人で二泊♪読書三昧

※HPの写真より

で、気になる値段ですが

休前日料金は34,000円だけど

もう1日は平日料金で、

2万1千円キラキラ3

二泊で5万5千円ってことは

1泊にならすと2万台なかばで


このお風呂で
お盆シーズンに2万円台、

しかもあせび野に次いで2位人気


いいんでないの?
五月女風22

ってことで、ぽちっとして予約しました。

プラン選択
 カップル向きプラン・二人で過ごす特別な時間を.デザイナーズ和洋室


ってプランを、よく読みもせず予約したのですが

*食前に二人の幸せを願ってグラスワインで乾杯
*食後には板長が心を込めて作ったお楽しみデザート盛りをご堪能頂けます
*お部屋にはアロマセットをご用意させて頂きます


これが、後でかなりいい内容であることがわかりました。


●宿泊前々日

初めて泊まる宿なので、

念のために「本が入った重い段ボールを送りますのでよろしく」コールをしました。


すると、朴訥な感じのおぢさんが、にこやかに

「はい、お部屋に入れておきますのでご心配なく」

と、とても感じのいい応対。

これは期待できるぞ!゜∀゜;

と思ったら、さらにそのおぢさんが

遠慮がちに、

部屋違いで予約してるけど、

同じ部屋にしたほうがゆっくりできるのでは?

今なら、どちらの部屋でも選べますよ


的なアドバイス。


予約はネットでしたんだけど、

その時は二日続けて同じ部屋がとれず、

かつ別々の部屋のほうがブログのネタになる面白そう

と思ったのですが、


正直、盆休み進行の仕事が立て込んでて

あまりにも疲れ切っていたので

「確かに、本とか荷物をまとめて
部屋を移動するのはしんどいかもなあ」

「今の私は、もう死んだようにゆっくりしたいわあ」


と思って、おぢさんのアドバイスに従いました。


予約したのは、お風呂が一番気に入った

和洋室「ゆい」の間です。


●当日

修善寺駅から、駅の向かいにある乗り場で

小型タクシーを拾い

ちょうど千円分走ったところで到着。



位置的にはいわゆる温泉街のど真ん中ですが

まわりはあまりにも普通の、生活感あふれる住宅街。

そんな中、

「あらちょっと、
いい雰囲気の旅館があるじゃない?キラキラ3五月女風4
チェックチェック」

と思ったら、そこが「対山荘」でした。


あまりに近いので、ダンナが

財布出すのも忘れてたくらい。

二人で二泊♪読書三昧


二人で二泊♪読書三昧

通り過ぎないように、

上にも目印が。


すぐに出迎えのスタッフがダンナの荷物を持ってくれて


二人で二泊♪読書三昧

靴を脱いであがると左手がチェックインカウンター


ちなみに、右側にちょろっと見えている白い暖簾が

ダイニングルーム。

その前を奥にに進んだところが大浴場になります。


二人で二泊♪読書三昧

ソファが一脚あるだけのロビー


二人で二泊♪読書三昧

かっこいいけど、くつろげる、って雰囲気ではないですねー

二人で二泊♪読書三昧


窓の前の庭も、ほんとに狭いし
(あまり手入れもよくない
っていうか、手入れするほどのところでもない、
っていう感じかな・・・(‐ё‐;)



二人で二泊♪読書三昧

ソファー横には、売店




簡単にデスクで記帳して

そそくさとお部屋に案内されます。


プラン内に「お部屋でアロマ」ってのがあったので

20種類くらいのアロマオイルから

好きなのを選んで部屋に持って行けるサービスがありました。

私は、大好きな「イランイラン」をチョイス。
 

二人で二泊♪読書三昧


二人で二泊♪読書三昧

客室のある2階に昇る階段の下には

色浴衣コーナー


案内してくれるのは、70歳~80歳くらいの

小柄で元気なおばあちゃん


2泊3日の滞在中、朝も夜も

このおばあちゃんスタッフがお世話してくれてい


名札に「も●子」と書かれていたので

滞在中、私たちの間では「も●子ちゃん」という愛称で

アイドル的存在になったのでしたが



そんなことはこの時はまだ知る由もなく


二人で二泊♪読書三昧

和洋室&露天付客室&ロビー以外は

古いまんまの建物なんで

階段もかなり急です。

二人で二泊♪読書三昧

そんなに広くはないのですが、

廊下があちこち枝分かれしていて、

道に迷いそう

二人で二泊♪読書三昧

お部屋の前の廊下のくつろぎスペース

ですが、お部屋&ロビー以外はエアコンきいてなかったので

ここもかなり蒸し暑く、

利用している人の姿を見たことはありませんでした・・・


しかもここ、落ち着ける感じの

二人で二泊♪読書三昧


ステキなスペースなんですが、

目の前の景色が


二人で二泊♪読書三昧

向かいのお宅の台所と、生活環たっぷりで、

残念きわまりない…

ダンナ「このへんの雰囲気って、
大田区の工場のある住宅街と似てるよね・・・ガーン



確かに!(lll-ω-)

お世話になった上司がいて、

よく遊びに行ったので、よけいにそう感じるのかも・・・

さて、いよいよお部屋です


●「ゆいの間」


二人で二泊♪読書三昧

玄関

入って右手を見たら


二人で二泊♪読書三昧

すごい広い!!五月女風22

と思ったら、鏡でした・・・


でもまあ、後述するとおり窓の小さい部屋なので

閉塞感を避けるための、グッドアイディアだと思います

そして鏡に映っていたお部屋が


二人で二泊♪読書三昧

こちら。


昔、二間あったのをぶちぬいたお部屋だそうです。

HPの写真で抱いていたイメージより、
全然広いではないの!
+.(*゜ェ゜*)゜+.

和室の奥が

ベッドルームで


二人で二泊♪読書三昧

二人で二泊♪読書三昧

二人で二泊♪読書三昧

ヘッドボードのところのライティングと、

彫り物が美しい!
キラキラ3

二人で二泊♪読書三昧

窓際のソファ

ここは、右側に飲み物や本が置けて

明るくて、

読書スペースとしてサイコーでした


でも窓は、ほぼここだけなんですよね・・・


●浴室まわり

ベッドルームの奥が

洗面スペース&浴室


二人で二泊♪読書三昧


二人で二泊♪読書三昧

お風呂場は、HPのイメージよりも狭いけど

浴槽はかなり大きいです

も●子さんによると、

和洋室カテゴリ0ではでは最大サイズ
だとか。


幅は普通だけど、とにかく長くて

身長152cmの私だと足が届かない

そしてお湯は温泉です


少しだけ気になったのが、

蛇口付近に置いてあった

生活環たっぷりの、むきだしの消臭剤


別のかたのブログにもありましたが

とにかくここ、部屋のいたるところに

除湿剤?消臭剤?っぽいものがむきだしで

何個もあって


それがまあ、オシャレ仕様ではなく

わりと実用一点張りの感じなんで、

そこだけ生活感が・・



でも後から若女将さんにうかがったら、

住宅街のど真ん中という立地で

景観が望めないために、

どの部屋も、「洞窟チック」な作りにならざるを得ず



たぶん、窓を開けて喚起をよくする、

ということができないので

臭いと湿気がこもりがちなことへの対策かと思われます。


エアコンががんがんにきいてて寒いくらいだったし

私たちは臭いは気になりませんでしたが

もう少し、隠すとかしてくれたらいいのにな、とは思いました



二人で二泊♪読書三昧

皮肉にも、トイレが一番日当たりがいいという・・・


そしてなぜか

真正面に大きな鏡があり

二人で二泊♪読書三昧

常に自分と対面しながら用を足すはめに・・・

まあこれも、狭さを感じさせないためのテクニックなんでしょうが・・・


続く( ̄ω ̄)