面接の退室時の言葉や態度は、面接官の印象に残ります。
「失礼します」と一言で終わらせず、「面接を受けさせていただき、より入社意欲が高まりました。よろしくお願いいたします」など、入社意欲を言葉で伝えて退室することを考えてみてください。
逆質問などで入社意欲を伝えている場合は、何度も伝える必要はありませんが、面接最後に伝えることで良い印象を与えます。
どちらか1名選ばなければいけない場合、内定辞退の可能性が少ない入社意欲がある応募者を選びます。
退室時に長々と自己PRなどおこなうべきではありませんが、簡潔に言葉で入社意欲を伝えることは問題ありません。
面接退室前に、入社意欲を言葉で伝えてください。
転職後数カ月は、社内の人間関係や仕事の進め方を観察してください。
転職は、短期間で戦力になることが求められていますが、結果をすぐに出そうとしても上手くいかないケースがあります。
例えば管理職候補として転職をして、いきなり既存社員の仕事の進め方を否定すれば、人間関係はうまくいきません。
信頼関係を構築したうえで、少しずつ改善を進めるべきです。
転職では経験者の採用が多いため、既存社員はどういった能力があるかチェックをしています。
チェックが気になり成果をすぐにだそうとすれば、空回りしてしまうこともあります。
転職後すぐに結果を出そうと飛ばせば、出る杭を打たれる可能性もあります。
あせらずじっくり取り組んでいく気持ちが大切です。
転職で内定後に提示された給与が納得できなければ、交渉をおこなうことは可能です。
但し面接時に希望給与や年収を伝えていて、希望通りの条件提示であれば、内定後の交渉は難しいと考えてください。
内定後提示された給与や年収について交渉する場合は、前職の給与や職種の一般的な給与など、採用担当者を納得させる根拠を示してください。
内定後であれば、交渉をして内定が取り消しになることはありませんが、希望給与や年収で折り合わなければ、内定を辞退すべきか、提示された条件で転職するか決断しなければいけません。
転職では、これまでの実務経験が評価されますので、提示された給与が納得できなければ交渉すべきですが、転職直後の給与だけでなく、キャリアパスを踏まえて昇進や昇給のチャンスがあるか見極めることも大切です。
