毛虫ハウスの、おぞましい顛末(毛虫の画像はありません) | やどかり族の育自日記

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やどかり族(宿借り族=転勤族)の妻の育児の日々。
つたない母と子供の成長を、鼻歌うたうように綴ります。
「好奇心」「対話」「自立」「多様性」がキーワード。今のとこ(笑)

※毛虫の画像は掲載していませんが、虫嫌いな方は

読まれない方が良いかもしれません(><)

ここの所、雨続きでしばらく徒歩登園が出来なかった。

毛虫ハウス(毛虫の画像はありません)』で書いた、

毛虫まみれの草も、その後どうなったか分からない。

 

先週の金曜日のことだ。

久しぶりにお天気が良かったので、歩いて保育園まで行き、

例の毛虫ハウスを観察してみることにした。

 

雨が多いからか、例年より周囲の草の生育が早い気がする。

ボウボウと草が生い茂り、

いつも赤々と咲いて目を楽しませてくれる彼岸花が、

緑の草に飲まれて目立たない。

 

彼岸花を探しながら数分歩いて、

毛虫ハウスの前にたどりつき、思わず息を飲んだ。

何と、葉っぱが1枚も無くなっているのである。

 

 

葉っぱが無くなるに伴い、あんなに沢山いた毛虫も

1匹もいなくなっていた。

エサを食べ尽くして、引っ越ししたようだった。

あの大量の毛虫はどこに行ったのか?

次の草に移ったということか?

 

道の脇に目線を移した次の瞬間、思わず叫び出しそうになった。

あそこにも、ここにも、こっちにも、あっちにも!

毛虫が列を成して歩いているじゃないですか。

次のエサ場を求めて、毛虫の大移動である。

 

「うぎゃ〜〜〜!あーちゃーーーん!毛虫がいっぱいだよぅ」

と、娘を呼ぶと、さすがのあーちゃん(5歳7ヶ月)も

「うっわ、気持ち悪っ」

と叫んだ。

 

草場の中だけでなく、コンクリートの道にも

あちらこちらに毛虫の姿が。こりゃぁヤバイ。

 

そして1回気づいてしまうと、毛虫ばかりが目につくようになった。

道端の草なんか、もう毛虫がびっしり。

毛虫の異常発生である。クラクラする。

 

道に座っちゃダメ、草も採っちゃダメ、

自由気ままな徒歩登園に一気に制約が増えてしまった。

 

そう言えば、いつも紅葉を楽しませてくれる桜の木も、

今年は葉っぱの数が少なかった。

毛虫にやられたに違いない。

 

「桜の葉っぱ食べられちゃったね。残念だね」

と、言うと、

「まぁでも、毛虫さんも生きてるんだからしょうがないよね」

と、あーちゃんが言う。

 

さすが、”人類みな兄弟”ガール。(毛虫は人類じゃないか)

しかし、あまりの毛虫の大発生に、綺麗事言ってる場合ではなくなってきた。

保育園への道のりだけならまだしも、

家のアパートの壁を5匹くらいの毛虫が這っているからである。

我が家は上階なので、すぐさま被害がある訳じゃないが、

これ以上毛虫が増えたら、我が家まで到着するのも時間の問題だ。

 

市役所に電話して駆除してもらおうか。

あぁ自然の生態系的には、毛虫を食べるのは誰にあたるんだろう。

聞いてみると、どうやら鳥らしい。

鳥、めっちゃ飛んでるのになぁ。食べてくれないかなぁ。

 

しばらく布団をベランダに干せそうにないし、

徒歩登園も、毛虫が落ち着くまではちょっとお休みだ。

どうやったって、道のいろんな物を触ってくる子ども達。

毛虫に襲われる事は無かったが、はる君の首筋に、

よく分からない小さな幼虫が歩いていた。

害がない虫だから良かったけれど、こんなに道に毛虫がいたら、

あの幼虫が毛虫に代わる事も十分考えられる。

 

豊かな自然に、沢山の癒やしと楽しみをもらっているけれど、

自然と人間との共存は、難しいなぁと考えさせられる1件である。

 

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ダンボールで出来た携帯電話を耳にあて、私に電話してきたはる君(3歳3ヶ月)。「もちもち〜、今からお膝に行っていいですかぁ?」と、膝の上を電話予約してきました。あー、かわいい。

 

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