土曜日に続き、快晴だった昨日の日曜日。
一昨日も散々公園で遊んだが、
昨日もお友達を変えて、再び同じ公園で遊んだ。
一昨日のお友達は、
外遊び大好きな兄弟だったので、
親が何もしなくても、勝手に走り回る事は目に見えていた。
でも、昨日のお友達は、
どちらかと言うとインドア派。
今までも何度か遊んでいるけど、お部屋遊びが多かった。
夏日の公園、大丈夫かな?と思う。
炎天下の8月とは違うけれど、5月の公園でも、
ずっと遊んでいると結構な体力の消耗だ。
少し疲れたら皆で休めるように、
簡易式のテントを持参し、
座りながらでも、楽しく遊んでくれたらいいな、と
割り箸鉄砲を作ってみた。
シンプルな仕組みの安上がりなオモチャだが、
的を狙って撃つゲームをやると、なかなか楽しい。
我が子とお友達の分と3機作った。
使われなかったら、それはそれで良い。
一休みした時の、ちょっとしたオモチャになれば良い。
そんな事を思って、公園に出かけたのだが、
私の心配は杞憂に終わった。
子供達が、疲れずに元気に遊びまわったから、、じゃない。
お友達が、リンクルスマホンを持って来たからである。
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あーちゃんもはる君も、
テレビ「魔法使いプリキュア!」に出てくるこのオモチャに、
出会った瞬間、目が釘付けになった。
早々に簡易テントの中に入って、
3人でリンクルスマホンに夢中である。
タッチペンで液晶画面をタッチすると、
キャラクターがしゃべったり、文字の学習が出来たりする。
今の子は割り箸鉄砲なんかで遊ばないよなぁ(苦笑)と、
どこぞのお年寄りの発想か、と
自分で自分を笑う。
子供達は簡易テントの中で、
お菓子をつまみながら、リンクルスマホン。
危ない場所にもいかないし、
「抱っこ!」と言ってくる事もないので、
親は楽と言えば楽である。
楽、なんだけど。
お友達がオモチャに飽きて、
公園で遊びだしても、
あーちゃんは、物珍しいリンクルスマホンに夢中。
1人、テントの中でタッチペンを操っている。
うーん・・お友達と遊ぶ意味ないじゃん・・
最後の方は、自転車で皆と追いかけっこしていたし、
本人は至って楽しそうだったし、
毎日の事じゃないのだから、別に良いのだ。
潔癖的に電子オモチャを否定している訳でもない。
でも、液晶オモチャのバーチャル体験は、
いとも簡単に、子供からリアルの体験を奪い取ってゆくもんだな、と
同じ公園で遊んだ2日間を比べて、思う。
同じ子供でも、遊び方はこんなに変わる。
親の方は、子供が大人しければ、
自分達の好きな事が出来て、楽だし、楽しい。
子供も面白がってる。
でも、何の問題も無さそうに見える事は、
本当に問題が無い事と、きっとイコールじゃない。
◇◇◇
案の定、家に帰ったら、
「あーちゃん、リンクルスマホン欲しい」
と言ってきた。
試しに、ネットで価格を調べてみる。
オモチャ本体の価格だけでも1万円、
付属の宝石を全て揃えると、さらに4千円かかる。
無理でしょ・・。
もともと買うつもりもなかったけど、さらに興味が失せる。
あーちゃん、黙る。
最近、プール習いたいと言い出してきて、
つい最近、体験レッスンに通ったばかり。
どういう風に反応するかな?と思い、
こう聞いてみる。
すると、即座に、
と言って、おねだりタイムが終了した。
そこの優先順位は、スイミングが上なのね。
魅力的なアニメグッズの数々は、
物欲の刺激度合いが高く、お値段も高いのに、
子供の飽きるスピードも早い。
あと8ヶ月もすれば、アニメ自体も終了してしまう。
バンダイさんの販売戦略に乗せられないよう、
子供と戦う母である。
ママブロネタ「育児」からの投稿