松山市住宅情報館 館長日記 「経済成長は物価高から始まる」

 

 私が就職活動をしていた頃(1973年・昭和48年頃)、元田中角栄総理大臣による日本列島改造論で、地価高騰が起こっている。同時期に発生した第4次中東戦争による原油値上げ(石油ショック)と過剰な金融緩和によって、消費者物価は20%-25%上昇していた。卸売物価は30%を超えていた。それに伴って、日本中のスーパーマーケットからトイレットペーパーと洗剤が消えた。

 

 あの当時、現在の米の買い占めのように、トイレットペーパーと洗剤が買い占められたのだ。日本中から商品が無くなったのだ。狂乱物価として大騒ぎをした時代だ。昭和49年の春に就職して以来、なぜか給料は毎年、20-30%上昇して行ったように思う。社会の不具合は是正(賃金上昇)に動く。揺り戻しに動くということだ。全ては禍福終始・人生塞翁が馬と言うことになる。

 

 1973年インフレが始まり、同じ住宅でも同じ車でも年々、値上がりしていく。数年後には驚くような高額になっていた。裏を返せば、早買いした自動車・早買いした住宅は、安く買ったことになり得をしたことになる。借金しても早く手に入れた者が得をしたことになる。その頃、私は「債務者利得」と言う言葉を知った。その後1989年(バブル崩壊)まで物価上昇を相殺するように賃金は右肩上がりで毎年上昇して行った。毎年物価(賃金)が上昇するのだから、人より先に入手した方が得になる。ローンだって毎年の賃金アップによって楽になる。

 

 今まさに東京の不動産がそれに当たる。現在の状況は50年前のあの頃に似ている。歴史が繰り返すのであれば、実質賃金マイナスを相殺するために揺り戻し現象が発生する。後追いにはなるが、今後、賃金は物価高以上の賃上げに向かう。今後の経済成長と賃金上昇は、現在の物価高の相殺(賃金UP・年金UP)から始まるということだ。と言ことで、今は豊かになる為(日本再生の為)の生みの苦しみの時期なのかもしれない。早く年金をUPしてくれ!!

松山市住宅情報館 館長日記 「消費税減税より便乗値上げ阻止」

 

 衆議院・議員選挙が始まった。各党が消費税減税を打ち出した。政権与党の自民党まで消費税減税をすると言う。各党は耳触りの良い発言で支持を誘導している。消費税を10%にした当事者の元野田総理まで消費税減税を言っている。消費税増税を始めたあの時の苦しみを忘れたのですかと言いたい。減税は簡単だが増税はそう簡単には出来ないのです。日本中のインフラの老朽化・軍事予算、予算がいくらあっても足りない時に、安易に減税をすると言う。やはり政治家の本質が見え隠れする。こんな時こそ、国会議員自らの歳費を減らすと言ってほしい。

 

 コンビニで我々高齢者が食料品等の買い物をしたら、以前の2倍ほどになっていると感じてしまう。よって私は何時も1品か2品減らせて購入している。当局が発表している消費者物価は前年比2.3%UPだと言うが納得できない。新聞紙上の物価上昇調査結果の10%上昇とか20%の上昇も実感とは違う。もっと値上がりしている筈だ。実情は2千円だった買い物が4千円くらいの支払いになっている。何か知らんが買い物の支払額は以前の2倍くらいになっている。4千円の支払いの消費税400円を無税にしたって、生活の本質を考えた時、気休め程度で生活苦の本質改善にはなっていない。物価上昇問題の本質は便乗値上げだ。消費税減税は焼け石に水ということになる。

 

 消費税の400円を無税にするより物価上昇の2千円(2倍)の対策の方が重大なのだ。苦しさは5%や10%の消費税程度の金額ではないのです。表面的な消費税400円でなく、物価上昇分の2千円対策を考えるのが政治ではないですか?と言いたい。我々地方の家主は便乗値上げなどしていない。原価上昇が無いのに値上げをしている便乗値上げの徹底調査や、業界内での談合値上げ調査の方が大事であり、手っ取り早い対策になる。物価対策と言うのなら、物価高以上の賃上げ誘導政策、政治家の身を切る改革、所得格差是正の法案や、セイフティネットの嵩上げ政策が必要だと思う。物価の上がり幅を見たら、やっぱり、消費税減税は焼け石に水だと思う。

松山市住宅情報館 館長日記 「人生の桶狭間」

 

 今日のNHK大河ドラマ豊臣兄弟は「桶狭間」だった。引退暮らしとなった今、BS放送で6時から見ることができる。この歳になると映画やテレビで、何度も色々な俳優による桶狭間の場面を見て来た。今川兵25,000人に対して織田兵は僅か3,000人、絶体絶命の信長は、出陣を前に「人間50年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。 一度(ひとたび)生を得て滅せぬ者のあるべきか。」と、いつもの敦盛の舞を舞って出陣する。撮影場面は脚本家によって微妙に異なる。桶狭間は細長い谷間の地形、今川義元を目前に、信長は「狙うは義元の首のみじゃあ。目指すは桶狭間じゃあ!」と叫ぶ。

 

 藤吉郎兄弟には味方の中に父の仇がいる。奇襲作戦のドサクサで「狙うは父の仇・城戸小左衛門の首のみじゃ」と誓い合うが、城戸は敵の矢に倒れてしまった。織田軍は信長の計略によって、義元の居場所を突き止め、一点突破・一点集中にて、簡単に義元の首を上げてしまった。信長は小一郎の知恵(雨の予感)を使って戦術を考えていた。エイエイ・オー!論功行賞・首実検の場において、信長は天を味方にした褒美として、藤吉郎を足軽組頭に任じ、秀吉の名を与えた。そして秀吉・小一郎兄弟は信長の為に、結束を誓い合うのである。

 

 長い人生には絶体絶命の桶狭間の場面がある。小さな力で大きな力に挑むことがある。会社経営でも死活問題が起こり桶狭間の場面に出くわす。小さな会社が大きな会社にチャレンジする時がある。小さな資本で大きな仕事に臨む時だ。国家だって同じだ。国と国との衝突だって想定外が起こるのだ。小さな国が軍事大国と勝負をしなければならない時がある。守るも地獄、攻めるも地獄、問題は絶体絶命になった時である。乾坤一擲の集中力が必要な場面だ。強い相手に総力戦をやってはいけない。相手の弱み(弱点)を見つけて、そこ(急所)を狙うしか勝算はない。テロの発想だ。

 

 孫子の兵法では「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と書いてある。地形と気象、敵の陣容を見て、時と場所と奇襲方法を決める。信長は敵の弱点・急所を見つけたのだ。あとは自分を信じて突進するのみ、絶体絶命は最大のチャンスでもある。絶体絶命で勝利すれば、大河の流れは大きく変わり、人財と資金が集まり組織は急成長する。凡人社長は非凡社長になる。私は引退生活が久しいが、戦国時代の大河ドラマを見ていると、現役時代を思い出し、ハラハラ・ドキドキ、死ぬ気で臨む信長や、知略縦横の藤吉郎になった気分に重なって楽しい。これから1年間、権謀術数が渦巻く下克上時代、豊臣兄弟の怜悧狡猾な思考を見るのが楽しみである。

松山市住宅情報館 館長日記 「相続人にとって大問題」

 

 東京カンテイによって直近(昨年12月)の中古マンション平均価格(70平方メートル換算)が発表された。調査結果によると、東京23区における70㎡換算による中古マンション価格の上昇が止まらない。23区では前の年と比べおよそ37%上昇し、1戸が1億1960万円となり、新築、中古ともに価格の高止まりが続いている。東京都全体でも1戸が1億0247万円となり、集計を始めた以降で初めて1億円を超えた。東京都全体でも20ヵ月連続で上昇し、昨年12月の7,475万円と比べ、1年間で27.1%(2,772万円)上昇したことになる。

 

 これは新築後、約25年経過した物件の70㎡換算による中古マンションの話である。早い話が東京で世帯用住宅を手に入れるには1億円が必要と言うことだ。ということは、東京都の場合、買った価格の2倍以上の価格で売却できるのだから、その間、タダで住めて、キャピタルゲイン(売却益)が出る。償却とは建物が経年変化で資産価値が落ちてくることを目的とした制度である。建物が値上がりするのだから資産評価は評価加算にしなければならない。税務当局が制定した償却制度に馴染まない資産となり、大都市では償却は無意味となる。所有する居住権は投資・投機の対象に変貌している。づーっと住み続ける居住者(相続人)にとっては大きな問題となる。

 

 

 

 

 

 

松山市住宅情報館 館長日記 「内憂外患、暴走トラック」

 

 ベネズエラ攻撃や国際機関からの脱退など、偉大なアメリカ復活は、暴走トラック(トランプ)ヘと変身になっている。小型トラックなら未だしも、制御不能の大型ダンプカーと言ったところだ。トランプさんは経済戦争の中での和議を敗北と見做す御仁のようだ。プーチンさんと全く同じだ。経済戦争の中で、どう考えても狂気のトランプさんになってしまった。トランプ大統領は就任時にグリーンランドが欲しいと言っている。この島を本心から本気に領有したいと思っているのだ。執念深さも人並み以上だ。米国の併合に反対するEU8国は、連帯して、グリ-ンランド防衛パホーマンスの軍事演習を行った。それがまた裏目に出た。それに反発したトランプさんはEU8国に対して、瞬時に課税強化の大統領令に調印した。EU8国は逆関税や輸入制限など、対抗策も検討したが、結局アメリカと話し合いたいとトーンダウンしている。

 

 巨大な軍事力を持っている暴君トランプさんに正面切って反対する者は居ない。世界のリーダーは阿諛追従の輩になっている。何を考えているか分からないトランプさんの報復が怖いからだ。高市さんには毅然と国際法違反であることを表面してほしいが、野党のように無責任にも威勢のいいことが言えない。政権与党の立場を考えた場合、国益のプラス・マイナスを考えた場合、トランプ攻撃は止めたほうが良い。かといって全方位外交も賛成ができない。こうもり外交は全ての国の信用を失うからだ。奇しくも日本では衆議院議員の選挙に突入する。公明立憲新党は左派中の左派なのに中道だと言う。まだ中国親党の方が分かりやすい。野党の皆さんは、トランプさんの悪口を言って日本国民の意見(世界の声)にして欲しい。野党によるトランプさん攻撃は直接、国益に影響がないからだ。内憂外患とはこのことだ。

松山市住宅情報館館長日記 「横浜・東京パトロール」

 

 妻の膝の手術は、関東労災病院にて、15日無事に終わり順調に回復に向かっている。関東は連日、良い天気が続いている。夜明け前に横浜や東京駅周辺をパトロールし、街の変化を観察している。みなとみらいも、東京駅も日の出は美しい。横浜も東京も、巨大な建物の工事が進んでいる。東京駅北口のトーチタワー50万㎡の鉄骨工事が圧巻だ。耐震仕様は見たことが無いような工夫がある。素人の私でも安心する構造体である。近隣の巨大工事も進んでいる。どのゼネコンも受注は飽和状態だと聞く。数年先まで受注が出来ないほど工事量を抱えている。インフレの昨今、工期が長い場合、受注時と進捗時と竣工時の時間差がある。人件費上昇や材料費上昇はどうなっているのかが心配だ。足腰の痛さを忘れ、気が付けば、1万歩を超えて歩いていた。

 

 

 

松山市住宅情報館 館長日記 「嫌な予感(第3次世界大戦)」

 

 イランで反政府デモが収まらない。デモ隊に対して、政府側(ホメイニ氏側)は無差別で発砲し、3,000人(1万人以上とも)を殺害したと言う。トランプさんはイラン空爆の準備を始めた。空爆すればイランは反撃すると言う。それがイスラエル(米軍)との第5次中東戦争になるかもしれない。トランプさんは中南米に対しても圧力をかけている。ロシアと中国の後押しによって、米軍に対して、中南米諸国からの反転攻勢が勃発するかもしれない。トランプさんはグリーンランドを本気で占領する気だと思う。そうなればNATOは崩壊し、ウクライナ戦争はロシアとヨーロッパとの戦闘になり、ウクライナとロシアとの前線はNATO各国に拡大する。

 

 トランプさんのやり方は軍事力で脅す、かつての帝国主義のやり方だ。ロシアはウクライナ侵攻があるからアメリカに抗議できない。中国は台湾進攻計画があるからアメリカに抗議できない。中国による台湾占領戦争が勃発した時、アメリカは国際法が言えず中国に抗議できない。台湾は見捨てられると思う。台湾有事で日本は尖閣有事となり尖閣防衛戦争となる。台湾はフィリピンと日本と東南アジア諸国で守らねばならない。ロシアは侵略批判から眼を反らせるために北朝鮮に休戦協定破棄を誘導する。朝鮮戦争の休戦が破棄される。世界中が小競り合い、大競り合いとなる。これって、もうすでに第3次世界大戦ではないだろうか?

 

 世界の戦争を分析した時、政治の安定(経済の安定)が壊れた時が最も危ない。政府が信用できなくなった時だ。よって政権交代時が危ない。それでも正しい選挙が行われていれば選挙結果を国民は受け入れる。不正や汚職によって僅差で政権を取った場合、政権与党は独裁者となる。大多数の反対勢力を力で抑え込もうとするからだ。そこに外国勢力や政府批判勢力が介入する。そして内戦状態となる。

 

 高市さんは衆議院解散を決意した。あわてた立憲民主党と公明党は、凋落が止まらない為、中道新党を結成する。誰が見ても中国親党である。よって益々支持者は離れていく。新党になっても与党の代替野党にはなれない。どうせなら開き直って、何でも反対の共産党とれいわ党を含めて、名称を「少数意見党」にして、声の届かぬ国民の声を纏めたら良いと思う。少数意見を政治に反映する役目も重要な政治の仕事だと思う。

 

 総理大臣の使命は平和である。中露米の野望戦争に巻き込まれないことだ。その為に政権はどうあるべきか。「平和な日本に生まれて良かった」ことに気付かせる義務教育(愛国心教育)が大事だと思う。中国や韓国の義務教育から学ぶべきだ。いずれにしても今回の選挙は平和を考える選挙になると思う。日本の防衛(平和)は政治の安定が一番だと思う。岡田克也氏の存立危機事態質問は立憲解体の原因にはなったが、今となっては枝葉末節に過ぎない。国民は政治の本質で考えねばならない。属国でない限り「国民の生命と財産が危険に晒された時は、断固、立ちあがって戦うぞ。」と公言するのが、国家元首の使命であり、独立国家の常識発言である。

 

 政治の安定の為には①一番に政治と金の問題(政治家が自身を糾すこと)が決着すること。②二番目は物価対策(暮らしの安心=格差の是正)で結果を出すこと。③そして憲法9条を改正することである。自衛隊を憲法解釈で合憲にしている国など世界中に一国もない。日本だけだ。憲法9条によって周辺国から侮(あなど)られていることを知るべきだ。一日も早く自衛隊を国防軍(世界の常識)にすることだ。防衛力の強化は軍備だけではない。国民の政権支持が不可欠だ。よって①政治の安定②暮らせる経済③憲法改正の3つが網羅される。今回の選挙は嫌な予感(第3次世界大戦)が回避できるかどう大事な選挙となる。

松山市住宅情報館 館長日記 「豊臣兄弟、地獄の特訓」

 

 NHK大河ドラマ「豊臣兄弟」が始まった。現在の名古屋市中村区となる尾張の国・中村という村に生まれた兄弟が、日本を統一するまで登り詰めた物語だ。のちの秀吉・藤吉郎とその弟・秀長・小一郎、兄弟の物語である。時は戦国時代・下剋上の真只中である。侍も百姓も盗賊までも、生き残ることに命がけの時代である。侍も百姓も盗賊も強くなければ生き残ることが出来ない。国主への年貢と盗賊による強奪、武士でない百姓だって安心して暮らせない時代である。

 

 時代は違うが現代のプーチン氏・習近平氏・トランプ氏による統治(優勝劣敗志向)と似たところがある。戦国時代に大義や国際法は通用しない。藤吉郎は織田家に仕える武士・浅野長勝(寧々の父)の家来になっている。家来と言っても足軽にも足らぬ雑兵だ。それでも浅野の屋敷で盗賊と戦い、弟・小一郎の命を救うために、盗賊殺しの経験をしている。豊臣兄弟の出世物語は、この荒んだ理不尽な田舎社会が原点になっている。

 

 今日の見どころは、浅野家師範による厳しい武芸の稽古(戦闘訓練)風景の中にある。藤吉郎の木剣と師範の木槍による厳しい格闘(稽古)の中に大事な要素(真実=成功哲学)が隠されている。木槍に突かれ叩かれ、殴られ蹴られ、藤吉郎が半殺しの目に合う格闘風景の中にある。何度も打ちのめされる。終わらぬ格闘で息が切れる。身体中が怪我だらけ青煮え状態になる。本物の戦(いくさ)では相手を殺すか、殺されるか、休憩の無い死闘になるのだ。戦場(いくさば)での真実とは、ギブアップした者•闘魂の尽きた者が死ぬと言う現実があることだ。敵を殺すこと。自分が生き残ることが最優先の正義となるのだ。

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 本来、武芸の稽古とは命を掛ける戦いなのだから死闘の稽古となる。「獅子の子落とし」と言う格言がある。ライオンは生まれたばかりの可愛い我が子を、千尋の谷に突き落とし、這い上がってきた子のみを育てる。と言う言い伝えがある。獅子の子落としは、弱肉強食の厳しい世界を生き残る為、子供への最愛の贈り物なのだ。

 

この特訓は愛のムチなどと甘ったれた稽古ではない。死ぬか生きるか、生き残る為の、強い子供を創る為の特訓なのだ。地獄の特訓は、部下を強くし、部下を自立させる究極の愛・究極の正義に行き着く。厳しければ厳しいほど、結果的に利他愛になるのだ。残念ながら現在、この厳しさを理解できる者がいない。

 

 昨今では日本中がハラスメント(虐め)だらけだ。学校で、職場で、家庭で、弱い者虐めが日々起こっている。現代のパワハラは、強い者が弱い立場の者を一方的に虐める卑怯な虐め方になっている。信念のない指導者はパワハラと言う言葉に怯え、本来の愛情深き厳しい指導(愛の鞭)を避ける傾向になってしまった。

 

 日本には西洋の騎士道に勝る武士道精神があった。武士は食わねど高楊枝、私は惻隠の情という言葉が好きだ。日本には弱きを助け強きをくじく任侠道とか義侠心があった。教育勅語精神がなくなった戦後の日本では、自分勝手が横行し、陰に隠れて、弱い者虐めをする卑怯な振る舞いをする上役が多くなった。卑怯な弱い者いじめを許してはならない点は私も同感だ。

 

 しかし、平和ボケした日本社会と、厳しさを否定する昨今のマスコミは、働き改革の名の元で、往々にしてスポーツ教育や職場教育における「愛の鞭」を「パワハラ」と短絡的に同一視する傾向がある。この短絡的同一視が私には納得できない。この2者を同一視とすれば、日本の伝統的な鍛錬教育がダメになる。「獅子の子落とし(愛の鞭)」と「弱い者虐め(虐待)」とは、行為は同様に見えても天地の差がある。愛ある行為(大善)と判断されるか、虐待の行為(大悪)と判断されるかで、評価が真反対になるからだ。

 

 重要なことは過酷な訓練・命令において、指導者(強者)と、部下(弱者)との間に、信頼関係(指導方法の確認)があったかどうかによると思う。それをサポートする管理体制も大事だと思う。管理者やマスコミはその辺りまで見極めて検証すべきだと思っている。

 

 今や愛の鞭と言う言葉は使ってはならない言葉になってしまった。私は日本が強くなるため、母校が強くなるため、日本の素晴らしい言葉である「愛の鞭」という言葉と行為を復活すべきだと思っている。時代錯誤も甚だしいと叱られるかもしれないが、私の経営は柔道の心技体、心(精神力=信念と闘争心)で負けないこと、ネバーギブアップ精神で生き残ることだった。私はあの厳しかった先輩と、あの厳しかった上司に、出会っていなければ、今の自分は無かったと思っている。

 

 

 

 

松山市住宅情報館 館長日記 「人型ロボットと私」

 

 ロボットに人間が乗っ取られる時代が来た。困ったことだ。アメリカではステラを含めて人型ロボットが、今年1万台生産されると言う。アメリカでは1台当たり300万円から購入できる。中国では1台60万円から入手できると言う。人型ロボットの製造理念だが、日本の人型ロボット開発は介護施設や一人暮らし高齢者など、人間支援・癒し目的から始まっている。私も生きている間に掃除洗濯をやってくれるお手伝いさんを1人買いたいと思っている。アメリカは利便性による利益(ビジネス)が開発理念になっている。中国は強国づくりの一環として人型ロボットの開発を進めてきた。

 

 人型ロボットってどこで売っているのだろうか?自動車販売会社だろうか?電気屋だろうか?それともネット販売だろうか?そうだ。アマゾンで注文してみよう。数日後、アマゾンの美人配達員がやってきた。「ピンポーン。アマゾンです。大型荷物です。」私はいつも通り「はいどうぞ。上がってください。」美人配達員は「私が人型ロボットです。私が300万円の商品です。私の手に受領印を押してください。」思わず美人の手を取って、表情に見とれて答える。「遠路ご苦労様です。どうぞ。どうぞ、お上がりください。お疲れ様です。私がコーヒーを入れるのでまず休んでください。」コレが現実になるのです。これがロボットに使われる始まりなのです。

 

 人型ロボットの登場によって、人間より魅力のある人間が誕生することになる。問題は人型ロボットに武器を持たせたらどうなるかである。遠隔操作で「お主人様、存在価値無し、ご主人様削除」が指令されることだってあり得る。やっぱりヤバい。ロボットとの2人暮らしはやめた方が良い。たとえヨレヨレでも古女房・古亭主が良い。そんなニーズを察知して「貴方にお似合いの古女房タイプはどうでしょうか?現在の美人タイプは半値で下取りしますョ。」だって。その下取り交渉も美人タイプと古女房タイプが勝手にやっている。アレッ私がいない!私の意思はどこだ!

  

 

  

松山市住宅情報館 館長日記 「東シナ海ガス田」

 

 またもや暴論意見と叱られる。中国は日中中間線付近で一方的にガス田開発を進めている。最近、新たな掘削を始めていると報告がある。政府は外交ルートで抗議を行っているが、もうすでに永続的採掘施設が建設済となっている。日本人は平和的で真面目で優しい。日本はいつも後手・後手で、毎回、抗議と遺憾に思うで、実力行使はせず、推移を見守る立場になっている。日本の憲法9条で安心して勝手な行動ができるのだ。今回のベネズエラ事件で中国は、物凄い打撃を受け、怒り心頭、アメリカを厳しく非難した。

 

   中国の日本に対する怒り方(非難)とアメリカに対する怒り方(非難)には温度差がある。温度ではなく天地の差がある。中国にとって気に入らないことがあった場合、日本に対しては傍若無人な非難ができることに対して、アメリカに対しては腫物に触るが如く卑屈な非難となっている。相手が怖ければ納得できなくても我慢した非難になるのである。力のない者は虫けら扱いになる。これが縄張り争いの本性だ。日本も中国と同じ大儀名目で、東シナ海で、日米共同のガス田開発を始めたらどうだろう。武力衝突で引き分けになった時、初めて対等な外交交渉が出来ると思う。