第二回刑務所アート展





刑務所というところのことを全く何も知らない人の目にはどう写っているのだろうか。


先日、第二回目の刑務所アート展に行ってきた。




刑務所と言うところは、罪を犯した人が入っている。

その人たちを拷問し、苦しめるところ。

などと言うわけではない。

刑務所では、刑務官の監視👀🫡の元で、1日8時間前後作業し、作業時間が終われば部屋に帰り食事をし、21:00には就寝する。それまでの間は自由な時間となるわけだ。

土曜日、日曜日、祝祭日、正月、盆休みなどの休みがある。

ごく普通の社会生活と同じように生活してるが、違うのは高い塀に囲まれて、決められた期間そこで強制的に過ごさねばならないこと。それが、法律を犯して囚われた者の務めです。

反省するとかしないとか、それは、本人の心が決めて行う事で、国(刑務所や刑務官)はそこまで感知していない。

本当に悔い改めている人もいれば、時間だけが過ぎるのを待つ者もいる。

そんな中で、趣味に時を使う人、聖書を読む人、通信教育などで学ぶ人、職業訓練などで技術や経験を積み学ぶ人、ただただ漫画や娯楽(テレビ、映画、雑談など)にふける人、宗教教誨(神道・仏教・キリスト教他)などに参加して、救いや何かを求めたりそう言って、自分の決められた刑期を過ごすのだ。

絵画🖼️、俳句、短歌、書道、ペン習字、囲碁将棋など、自分で余暇時間を使い、少しでも時間を無駄にせず、有意義に過ごしている人も多い。

中には、殺人や事故などで被害者に対して心から悔い、毎日毎日、般若心経を写経している人もいる。

そう言った人たちの作品をこの
刑務所アート展
で発表している。

今回は1週間という短い期間にも関わらず、555人と前回第一回(2週間)の時の400人ちょっとを遥かに上回り、たくさんの方が来場してくれたようだ。

もう、先日で終了してしまったが、もし、興味のある方は、第三回に足を運んでいただければ幸いです。









(中には無実の方もいますが)罪を犯したことは確かに悪いことで、そのために罪を償う事は当然の事です。

しかし、受刑者もまた1人のなのです。

同じ血も🩸流れ、同じ空気を吸い、精一杯生きております。

個人個人いろんな境遇があり、罪を犯さなければ生きられなかった人も中にはいます。

日本という国は平和で、財布を落としたら交番に届いている事も多いです。

そんな中で、罪を犯さなければ生きられない人もいるのです。

そんな方ばかりでは無いけれども、少しでも多くの方に理解していただかければ、この人たちの励みになるでしょう。

よろしくお願いします🙇‍♀️