我が御前崎はサーフィンもできる。ヒャッホー!



静岡最南端 御前崎でブルーベリーを作る。
御前崎ブルーベリー。


やぁ、僕だ。

本日は植物の生産者にとって天敵であるコガネムシについて考察してみたいと思う。

葉っぱや根っこをを食い荒らすコガネムシであるが、実はよく知らないので調べてみた。


甲虫目コガネムシ科に属する昆虫である。
見た目はメタリックな装いで大変美しい外観である。
このような光沢のある外観は彼らの天敵である鳥類が光るものを好まないことから、身を守るために役立っていると言われている。

自然界は生死の合理性を追求した厳しい世界なのである。
無駄は一切無い世界。




またその種類は多岐にわたり、確認されているだけでも世界で2万5千種以上、国内では300種以上いると言われている。

寿命は約1年で成虫の活発な時期は6月から8月である。

コガネムシは卵から幼虫、さなぎを経て成虫へと進化する完全変態昆虫である。

ちょっとカッコいい、カンゼンヘンタイコンチュウ…
 

夏に地中に産卵し、1度に20個から30個の卵を産むそうだ。
ぞっとするね。

このことから1匹見つけたら、もっと複数いることを想定すべきである。1匹見つけても安心してはいけない。
えぇ、ぞっとするね。

卵は2週間ほどで孵り、土の中で越冬する。その時に根がくわれるわけだ。
春の植え替えでグラグラになって根っこの無い棒状の姿を見て、愕然となると。

ふむ、ふむ。



コガネムシとよく似た昆虫でカナブンがいるがこちらは葉や根を食う事はなく、樹液が主食である。
従って、こちらはブルーベリー生産にとっては無害だ。(多少、実を吸う事はあろうかと思うが…)


カナブンは頭が四角く、平べったい体だ。



コガネムシは体が丸く、頭が小さい。

よく見分けないと誤ってカナブンを大量虐殺してしまう恐れもあるがブルーベリーの木にカナブンが居るとこを、そういえば見たことがない気がしますな。

今年は黄金虫が大量発生して防除が大変だったのでこの経験を来年に活かし、被害は最小限に食い止めたいものである。