抱えた段ボール | やだ!そうそう!

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生きていれば毎日色んな事があるもんです。

いい事もいやな事もひっくるめて自分の毎日。

大事に残しちゃいます。

昨日の夜も寒かったね。

お仕事の帰り道、段ボールを立てて整えてるおじさんを見た。

こんっなに寒い中、段ボールで囲った地べたで眠るの!?

お家がない方なのか、家出中なのか事情はわからないけど。

本当に心配というか、びっくりというか、

ただただ、ええええ?!と思いながら複雑な思いで行き過ぎた。

そして駅の改札を通ろうとしたら

その近くの柱に上着やらマフラーやらが地面に置き去りにされてて

え?なんだろ、って思いながらその横を通り過ぎようとしたところに

あるおじさんとおばさんがいた。

そのおじさんとおばさんはそれを見ながら

「怒られるかな」って言ってたのが聞こえた。

そのおじさんとおばさんのものでは無い感じで、

上着をそっと持ち上げて確認してた。

そのおじさんとおばさんもね、段ボールを持ってたの。




振り向き、振り向きながら、その行方が気になってたけど

そのまま改札を抜けて駅に入ったから見えなくなって

その後どうしたのかはわからない。


なんか同じ日同じ帰り道の途中で

段ボールを抱えたおじさんたちを見かけて

どうしようもないんだけど、切なくなったな。。


捨ててあるかのような服をそっと持ち上げて

怒られるかなって気にしてるおじさん。


テレビの中では、まだまだ着られる服を

一度来た服は二度と着ないからいらな~いと

新しい服ばかりを買いまくるおばさん。


なんだかなあ。


職場でもね、プラスチックのカップに水を一口くんで

ごくっと飲んでポイ。で立ち去る社員さんを見て、幻滅。

たったその一口の為にゴミを増やすの?



でも私も完璧なことができるわけじゃないから

何も言えない。

なんだかなあ。