昨日は「明日の為に」と仕事を頑張りました。
昨日は「明日の為」にと早く寝る準備をしました。
目覚ましをセットして「明日」の段取りを考えました。
そして
眠る直前に「明日の段取り」は崩れました。
今日は「昨日のせいで」とふてくされました。
今日は「昨日のせいで」とすねていました。
それでもどこか「今日の為に」と私を動かす私もいました。
晴れた空を見て、洗濯をしたのは「明日の為」かもしれない。
よし一つずつ片付けていこう。
今やるべきこと、きっと優先すべきことがあったに違いない。
とにかく「今日」「私の為に」できることを片付けてった。
外に出て片付けながら、その中でついでにできることも探した。
コンビニで美味しそうなデザートを見つめてきた。
ケーキ屋さんも覗いただけで買わなかった。
ドラッグストアは、口紅を買うおばあさんを
羨ましいなと思いながら出て来た。
そして、ファーストフードでセットを2つ買った。
本屋さんに寄って立ち読みをした。
そこで目についた本を買った。
加島祥造さんの「求めない」
今の私に必要な本だと、手にして買わずにいられなかった。
家に帰って二人でランチ。は無言だった。
まだまだふてくされは家に帰ると継続中だった。
それから夜まで一日がかりで
やっと片付けた用事。
それから御飯を作って、ゆっくりと本を読んだ。
「求めない。すると何かが変わる」
このことばを深呼吸しながら、ずっと心に染み込ませる。
まだまだ難しいけれど、少しずつ求めない。
求めないって「諦め」なのかと思っていた。
だから私の求めないはまだまだ諦めだらけ。
空を見て、今日を諦めた。
でも本を見て、明日を求めない。
必要以上に必要以上のものを求めない。
終わってみれば今日はこのためにあって
昨日も今日のこのためにあったと
今日も、いつものように眠る前には言うんだ。
「今日も有り難う。おやすみ。」と