撮影 6月8日、17日、26日、(2020)
散策中、さしたる目的もなく、ただ目の前に翼果が目に触れたので撮ったものだが、それが次の撮影につながってきた。
ヤマモミジ
紅葉の翼果はこのような左右対称だと思っていた。
トウカエデ
開く角度はヤマモミジと違うけれど、翼の大きさは左右対称だ。
科・属:ムクロジ科・カエデ属
学名:Acer amoenum var. matsumurae
和名:山紅葉
ほぼ、左右対称の様だが…。
枝垂れモミジ
翼の大きさが非対称、あるいは種子が1個しか見られない。
果実は翼果。分果は長さ約2cm。翼はでやや鋭角または鈍角に開く。
果実は片翼の翼果が二つずつ(稀に三つのこともある)種子側で密着した姿でつく。脱落するときは空気の抵抗を受けて回転し、滞空時間を稼いで風に運ばれやすくなっている。
翼果 1個
翼果 2個と3個 まるで船のスクリュー
翼果 3個
これまで、モミジの翼果は2個だけと思っていたが、1個そして3個ありを見たことで、なるほどね~~~、この世界にも特例があるんだ~~~~。
それはそうと、風に乗り回転しながら遠くに飛ぶらしいが、翼果1個、3個の分はどのようにして回転するのだろう。
それに非対称の翼果にあってはどんな回転か興味のあるところである。
モミジとはカエデの別名。
一般的に葉が手のひらのように裂けているものが『モミジ』といわれ、根本まで裂けていないものを『カエデ』と呼ぶ。
投稿 7月16日(2020)木曜日 雨 19.0℃(5:30) 20.5℃(17:10)