撮影 11月28日(2019)
科・属:ハラタケ科・オオシロカラカサタケ属
学名:[Chlorophyllum molybdites]
和名:大白唐傘茸.
春~秋
オオシロカラカサタケはカサの直径が5~30cm程の中型~大型のきのこで表面の色は名前の通り、白色。幼菌時は黄土色または淡い褐色をした表皮に包まれているが、成長すると共に表皮は裂けて、カサの表面にササクレ状になって残る。カサの形は幼い時は球形をしており、饅頭型に変化した後に、やがて平らに開いていく。
ヒダは幅が広く、密に並んでおり、幼い時は白色だが、やがて濁った青緑色を帯び、成熟すると暗オリーブ褐色に変色していく。
オオシロカラカサタケの柄は長さが10~30cmと長く成長する傾向があり、上部には可動性のツバが見られる。また、根元に近づくほどに太くなっており、基部は更に大きく肥大化してゆく。柄の中身は空洞で、表面の色は白色ですが、やがて褐色を帯びていく。
オオシロカラカサタケは食べると嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒症状がでる毒性の強いキノコです。
幼菌のカサは球形
https://www.kinoco-zukan.net/ohshirokarakasatake.php を参考
私が以前見たカラカサタケは非常に草丈の長いキノコで、幼菌の時期だったらしく傘が丸っこかった。このオオシロカラカサも幼い時、傘の部分は球形をしているという。
思えば、10数年前に溝辺にスイカを購入に行った時にその畑のいたるところに、傘が白
っぽくて大きなキノコを見た記憶がよみがえってきた。外観もそっくりでおそらくこのオオシロカラカサダケではなかったかな、と思われる。
撮影 11月29日(2019) 金曜日 快晴 8.0℃(8:50)