374 シオン
撮影 8月22日(2013)
撮影 8月28日(2013)
撮影
8月22日~10月2日(2013)自宅にて
科・属:キク科・シオン属
学名:Aster tataricus
和名:紫苑
別名:オニノシコグサ(鬼の 醜草)
ジュウゴヤソウ(十五夜草)
多年草。
これは私が小さい頃、おふくろが花園に植えていた花である。それ故、馴染みのある花である。
今回、紫苑色と言うのがあるのを初めて知ったが、薄紫でもなければ紫色でもないと言うのだろうか。他のヨメナやノコンギクはそれぞれの冠の付いた呼び名の色がないようだが、これらはシオン色がその代表の色なんだろうか?
もっとも、花の名を冠に付けた色がすべてあったら、たまったものではない。その花を知っていないと判らないことである。
それに、「シオン」というカタカナ語より、「紫苑」がいい。その名前は響きは良し、見た目に優雅さを感じる。別名の「オニノシコロクサ」とはギャップがありすぎる感じである。今、急いで名の由来を調べてみた。
別名:オニノシコグサ(鬼の醜草)、これを調べると、というより検索すると今昔物語からこんな話があるそうな、さわりを少し、父親を亡くした二人の兄弟がいた
兄は憂いを忘れる為に萓草(わすれぐさ)を植え墓に植え、墓参りに行かなくなった。
弟は自分は忘れまいと墓の周りに紫苑を植え、墓参りを忘れることは無かった。それを観ていた鬼が、、、、、
我は、親を恋しく思う心にたいそう感心した。我は鬼の身であるが、慈悲の心を持っている。そこで我は、汝のために、その日に起こることを、夢で教えてやろう。」といって、その声は消えた。その後、弟は、その日に起きることを、夢で見るようになったという。それゆえ、嬉しい事があった者は紫苑を植えて常にそれを見るべし、憂えがある者は萓草を植えてそれを常に見るべし、と語り伝えられているということだ。
兄は憂いを忘れる為に萓草(わすれぐさ)を植え墓に植え、墓参りに行かなくなった。
弟は自分は忘れまいと墓の周りに紫苑を植え、墓参りを忘れることは無かった。それを観ていた鬼が、、、、、
我は、親を恋しく思う心にたいそう感心した。我は鬼の身であるが、慈悲の心を持っている。そこで我は、汝のために、その日に起こることを、夢で教えてやろう。」といって、その声は消えた。その後、弟は、その日に起きることを、夢で見るようになったという。それゆえ、嬉しい事があった者は紫苑を植えて常にそれを見るべし、憂えがある者は萓草を植えてそれを常に見るべし、と語り伝えられているということだ。
なかなか、良いいわれだった。
撮影 10月2日(2013)
今が盛り?結構、花期が長い花である。
投稿 10月3日(2013)木曜日 曇り 20℃(6:30)