319 矢岳・竜王山のお花さんたち その2
曇り日和のせいと葉焼けの為か、ミカエリソウのピンクが目立たなかった。
山行日 9月27日 金曜日 曇り 15℃~20℃~18℃
高千穂河原駐車場~Y字分岐~1046P~竜王山~矢岳~竜王山~1046P~炭化朴の沢~Y字分岐~高千穂河原駐車場
久しぶりに訪れたツツジガ原(瀬多尾越え)はツツジガ原と言うよりもススキガ原と言いたいぐらいにススキが生い茂っていた。
ミヤマキリシマは幹の上部は新燃岳の噴火のため、その灰やガスのために枯死したが、樹高が高かったせいか、全てが砂礫に埋まることもなく、春には新芽も伸びて花が咲き、回復が見られたのは確認していた。足元に生える野草などはほとんどが埋まるように砂礫が堆積していた。そこにはこれまでにこの時期、ホソバリンドウや、ウメバチソウ、あるいは花後のアキノキリンソウ、ナガサキオトギリが見られたが、どれ一つとして見られなかったのが残念だった。また、別なところではキリシマヒゴダイ、ホソバシュロソウ、ツルニンジン、ツルリンドウ、センブリなどが見られたのだが、これも目にすることができなかった。春にはモウセンゴケなど、もうこの地では観ることはできないのかもしれない。
キッコウハグマも砂礫の下に埋没されていて、これまで入山して一番早く見られる地点ではそれも同じく見ることができなかった。降灰のあまり影響のないリンナイ林道で見る予定だったが、帰路の予定変更でキッコウハグマの様子を見ることはできなかった。
そんなわけで、数少ないが、久しぶりに会うことのできた、残りのお花さんをご登場させよう。
以上、ヤマボウシ その実
熟れ具合がよかったのか、ここの実は甘かった。水気があれば最高だが。
ツタウルシ
この山域ではシラキとともに、早く紅葉する樹種である。
ヒヨドリソウ
稜線で咲いていた。
ツクシコウモリ
そろそろ花期は終わりを迎えていた。
サルナシ の 実
ミツバアケビとこのサルナシがこの山域で上等の果物である。
シラキ
以上、3コマ オオマルバノテンニンソウ
ノリウツギ の 花後
シロモジの黄葉
以上、コハウチワカエデの紅葉とグリーンの葉
ドウダンツツジの葉 紅葉の前?
アオハダ の 実
コガクウツギ その実
ホソバリンドウ
登山道の端っこに、そして砂礫の中から生えていた。たった1本だけ見る。
イタドリ その実
ベニバナイタドリ(メイゲツソウ)と思ったが、違うようだ。
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9月30日(2013)月曜日 曇り 22.0℃(6:00)