💩が漏れると大騒ぎしてトイレへ旅立った私。
無事に事を終えて賢者タイムに突入し、突然冷静になると、どんな顔をして自席に戻れば良いのか分からなくなってしまった![]()
帰り道は大人しくうつむき加減で車椅子を押してもらった。
体の状態もだいぶ落ち着いたので、改めて今回起きた事と今後の事について、主治医や看護師さんとの話し合いが行われた。
1番最初に駆けつけてくれた看護師さんによると、当初私の顔から首にかけて真っ赤になっていたらしい。
原因はパクリタキセルか?それともハーセプチンか?
タイミング的にはパクリタキセルの投与を開始してしばらく時間は経っていたはず。
パクリタキセルが原因ならば、もっと早いタイミングで症状が出ていたのではないか?
でもスタートをだいぶゆっくりめにしていた事から、もしかしたら点滴チューブ内を通って薬液が体内に到達するまで時間がかかっていたのかもしれない。
だけど症状的にはハーセプチンの初回投与時に出やすい副作用にも当てはまる。
主治医と看護師さん達があーでもないこーでもないと意見を出し合っている。
私はとにかく再び腹痛が来ない事だけを祈っていた![]()
主治医の見解としては、おそらくパクリタキセルのアルコールに激しく反応してしまったのではないかとの事だった。
アナフィラキシーも疑われたけど、アナフィラキシーの場合は血圧がぐーっと下がるところ、私は逆にとても高くなっていたので違うらしい![]()
で、だ。
一旦原因をパクリタキセルであると仮定して、今後の投与をどうしていくかを問われた。
選択肢としては、
①このまま引き続き、とてもゆっくりペース+生理食塩水も同時に多めに流し、薄めながら投与して様子を見る。
②この日は一旦中止して、次週改めてトライする。
③アルコールがそもそもダメなら、同じタキサン系でアルコールが入っていないドセタキセルという抗がん剤に変更する。
主治医「私の意見としては①なんですが…どうしますか?」
(えっ!まさかの続行…?!無理だよ怖すぎる
)
さっきまでの恐ろしい体験がすっかりトラウマとなってしまった私にはもはや③の選択肢しかない様に思えた。
しかもドセタキセルは3週に1回の投与×4回で終わるとの事。
え、めちゃくちゃ良いじゃないですか!![]()
同じ系統で、アルコールが入っていない、3週に1回の投与で通院負担も減る![]()
私「私にとってはアルコールの心配が不要で、通院も楽になるなら、③が最良の様に思えるのですが…それでも先生が薬を変えずに続行を進める理由は何ですか?」
主治医「確かにそうなんですが、3週に1回の投与だと、副作用等への対応も3週毎になるので、都度都度の調整が難しくなります。毎週の投与であれば、その週の副作用に合わせた処方薬を出したり、点滴薬の量を調整したりもできるんですよ」
私「おーなるほどー
確かにそうですね。でも…でも、とにかく同じ事が起こったらと思うと怖くて…
」
主治医「あとは、今回の様なケースの治療実績が確立されているのはやはりパクリタキセルの方なんですよ…。一応他の医師の見解も確認してみますので少しお待ちくださいね」
そう言って、主治医はどこかへ去っていった。
ひとまずもう少し体調が落ち着くまで、ひたすら生理食塩水の点滴が続けられた。
主治医の話を聞いて、こりゃもう①を覚悟するしか無いかと思ってはいたけど、何せ怖い。
怖すぎる!!
ゆっくり投与にしたって何したって、またあの状態になってしまうかもしれない![]()
自分から首を絞められに行く様な決断がどうしてもできずにいた![]()
30分くらいして主治医が戻って来た。
やはり他の医師も同じくパクリタキセル推しとの事だった。
主治医「……どうしましょうか?でも…怖いですよね…?
」
うーん…
うーん…
…
私「じゃあ……うーん……スゥッ…うーん…①…で…
がんばります…
」
②の日にちを改めるという選択肢も考えたけど、時間を空けたら恐怖で心が折れて、抗がん剤治療自体続けられなくなるかもしれないと思い、
今日の私の状態を知ってくれている看護師さん達がいる状態で続行する決意をした。
この時点でもう夕方が近い時間帯になっており、センターのクローズも迫っていたので、さっそく投与を再開する事になった![]()
生理食塩水全開で同時投与開始。
もうiPadは閉じ、ナースコールを握りしめ、じっと自分の体の変化に神経を研ぎ澄ませていた![]()
そして、10分、30分と時間が過ぎ…
そのまま何も起こらず、無事最後まで投与を終えることができた![]()
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やったーー!!!良かったぁぁぁ![]()
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最終的に、2リットル以上の生理食塩水が使われて、終わる頃には顔が水分でむくんでパンパンに![]()
尿意の頻度もハンパなく、何度も何度もトイレへ足を運んだ
今度は自分の足で![]()
自由にトイレに行けるってサイコー![]()
結局初回は、着圧手袋も予備が無いためはめられず、冷却帽子の保冷剤もすっかりぬるくなり、タンブラーの氷も全部溶けて、副作用対策は着圧ストッキングオンリーという事態になってしまった![]()
だけど水分をたくさん摂取するというミッションだけは充分に達成できた![]()
帰る頃にはもう他の患者はおらず、受付のお姉さんすら退勤していて、センターのクローズ時間を越えての投与となってしまった様だ![]()
もう色んな意味でヘロヘロになる1日でした![]()