いつまでも、暖かかったので、まだ、🍁紅葉が、綺麗ですが、

 

時期なので、🎄クリスマスの飾りを、出しましたよ。

 

 

最近、原田マハさんの、小説を、いっぱい借りました。

 

原田さんは、美術館で、働いていたりしたので、美術、特に、近代絵画に、詳しいようです。

 

小説も、モネ、マティス、セザンヌ、ゴッホなどを絡めた物を、沢山書いています。

 

そんな本📕に、没頭していたので、芸術について、書いてみたくなりました。

 

 

Wikipediaで、調べると、

 

芸術(げいじゅつ)またはアート: (η) τέχνη, tékhnēarsartartKunst)とは、表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことなどで、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動を表す。文芸言語芸術)、美術造形芸術)、音楽音響芸術)、演劇映画総合芸術)などが、芸術の諸分野である。旧字体では藝術

 

だそうです。

 

 

人は、五感(見る、聴く、触れる、味わう、嗅ぐ)など、(第六感も含めて)により、物事を、理解していますが、

 

判断だけでなく、それにより、精神的、肉体的に、感動を受ける事が、できますね。

 

それを、どんな方法で、感じさせるかという所に、それぞれの芸術があります。

 

 

その感じるという、行為は、

 

見たい、聴きたい、食べたいなどの、欲から、発せられます。

 

欲は、仏教などでは、有るから、人は苦しむのだ、と言います。

 

だから、「生きるのは、苦、である」と言います。

 

それから逃れるには、悟りを開き、

 

精神的、肉体的に、物事に対して、動じなくなると良いのだ

 

と言います。

 

 

確かに、欲があると、その為に、快楽や苦しみが、生じます。

 

悟りを開くと、苦しみは、無くなりますが、

 

同時に、快楽や感動も、無くなってしまいます。

 

 

芸術は、喜怒哀楽、何らかの、感動、喜び、悲しみなどが、

 

芸術家に、作品を、作らせます。

 

ですから、悟って、感じなくなったら、

 

芸術は、成り立たなくなってしまいますね。

 

 

ある日本人ヴァイオリニストの学生が

 

ウィーンに、留学して、先生に、言われたのだそうですが、

 

「君は、とても演奏が、うまいね」

 

「でも、感動的でないよ」と言われたそうです。

 

 

学生が、「先生、どうしたら良いでしょうか?」と聞くと、

 

先生は、「君は、恋をしたことがあるかい?」

 

「恋をしたことが無いと、その喜び、苦しみが、分からないよ。」

 

「だから、もっと恋をしなさい」

 

と言われたそうです。

 

人生の喜怒哀楽は、演奏にも、反映されますね。

 

 

それから、芸術にとって、悩ましいのは、評価、という事、

 

芸術家は、四苦八苦して、

 

生前は、報われなかった、という人が、多いです。

 

 

ゴッホなども、生前は、ちっとも絵が売れず、

 

弟のテオに、食べさせて貰っていました。

 

 

今では、印象派の絵は、とても人気がありますけれど、

 

フランスの印象派の初期は、

 

それまでの古典的な絵画が、サロンという展覧会を牛耳っていて、

 

印象派の絵画は、「構図もデッサンもできていない」

 

「彼等は、印象だけで、描いている」と酷評されたそうです。

 

それが、奇しくも、現在は、それが、名前になっていますがね。

 

 

展覧会に、落とされた絵を集めて、落選展を開いたり、

 

それが、後に、アンデパンダン展、と呼ばれる

 

新進画家の展覧会に、なって行きます。

 

 

いくら、良い芸術作品を作っても、趣味なら良いですが、

 

ゴッホのように、売れなければ、食べていけませんね。

 

 

でも、評価され、展覧会で、賞を取り、売れる

 

その為に、作品を作るというのは、何とも、もどかしいですね。

 

世間の評価を、気にしていたら、

 

自分らしい、純粋な芸術作品が、作れなくなってしまう、

 

芸術家が悩む所です。

 

 

私たち、受け取る側の評価ですが、

 

人は、それぞれ違いますから、

 

好きか、そうでないかは、それぞれですし、

 

同じ人でも、その時の、気持ちや状態で、変わります。

 

また、マスコミやネットの評価にも、惑わされます。

 

世間で評価されているから、

 

作品の値段が高いから、という風に、

 

 

何よりも、自分が、どう感じるか。

 

それが、大切です。

 

それから、批判する事は、避けたいものです。

 

自分は、好きでなくとも、

 

他の人は、どう感じるか、分かりませんからね。

 

むしろ、人の評価を聞くと、

 

自分が、気の付かなかった事を、教えてもらえたりします。

 

それが、面白いし、楽しかったりします。

 

 

人の評価を気にせず、

 

自分の好きな芸術を楽しむと、

 

人生が豊かに、なりますし、

 

うれしい時も、悲しい時も、

 

寄り添ってくれますよ。

 

 

齊藤鍼灸院は、身体や心の悩みに、お答えしています。

 

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