本日も、再び京都です…。
8日にある方とお出会いして、大椿山六道珍皇寺 のお話をお聞きしていましたので、機会が出来れば…と思っておりましたが、何とか無理無理休めましたのでお伺いいたしました!
六道珍皇寺さまでは「秋の特別拝観」を10月8日〜10日、11月3日〜6日、11月23日〜27日の日程で開催されています。
中々に濃い内容のお話を色々させていただけて、たいへん光栄でした。
今後とも何卒よしなにお願い申し上げます。

薬師如来


閻魔大王


小野篁卿


ちなみに10月中は紺紙金泥の金朱印で、11月中は紅葉紙金泥朱印6種セットを授与いただけるのだそうです!


さて、次にお伺いしたのは、瑠璃光山林秀院永福寺(浄瑠璃山永福寺?) です。
10月8日から10日まで8年に一度の蛸薬師如来のご開帳祈祷が行われていて、なんとか間に合いました!
異様な参拝者の数で、正直、いつも通りかかりに見る平日の昼間などと比較にならないほどの人だかりでした。
しかし遂に蛸薬師さんまで限定御朱印なのですね…。

特別御開帳御朱印


その後、誓願寺 へと伺いました。
13時30分より安楽庵策伝上人の報恩法要をしておられました。
この安楽庵策伝上人は浄土宗西山深草派の総本山誓願寺の第55世法主でありますが、同時に織田家の武将である金森法印長近の弟でもあると伝わります。
策伝上人は親しみやすい話し方をされる上人さまであったようで、「醒睡笑」という全8巻1039話の書物を残されました。
ちなみに、1643年から1703年まで生きたとされる初代露の五郎兵衛という現在は空位である大名人がおられました。
この方は東西桂派の祖である初代桂文治よりも、笑福亭の祖である初代松富久亭松竹よりも活躍年代の古い正に上方落語の祖なのですが、五郎兵衛が1691年に作った『軽口露がはなし』という全88話の本のうち、28話が醒睡笑から引用された程に面白い本であったようで落語のネタ本となったことから落語の祖と言われています。
奇遇にもその法要、並びに第50回となる策伝忌奉納落語会が15時より開催される事になっており、なんとも粋な法要をしておられるなぁと思いました。
なお、10日より策伝上人の御朱印も頒布されていました。

安楽庵策伝上人


和泉式部


次にお伺いしたのは、無量山宝蔵寺 です。
何度も伺おうと思い、断念してからの訪問でしたが、思えば夏の御朱印もいただけず、御朱印帳も品切れだということで、やはり機を逸してはいけないのだなぁという思いと、ついていけなくなってきたのかなぁという思いが交錯いたしました。

ちなみに、11月の髑髏の御朱印はトパーズとマリーゴールド色でした。

阿弥陀如来


若冲 マリーゴールド


若冲 トパーズ