最近は京都に固執してる訳でもないのですが、相変わらず京都へ足が向いてしまいます。
本日も 小塩山十輪寺 からスタートしました。
2月19日の訪問時に3月下旬頃から桜が咲きますよとのことでしたが、この数日の暖かさもあり早まってるかと思って伺いました。
しかし、まだ蕾の状態で副住職さまにあと10日くらいはかかるのではと告げられてしまいました。
さて、御朱印なのですが今月より京唐紙の御朱印が授与されていました。
中々のハイスピードで新作を投入されるので伺いきれるか否かわかりませんね…。

オンカカカ・ビサンマエイ・ソワカ(紺紙金泥)


オンカカカ・ビサンマエイ・ソワカ(紺紙銀泥)


なりひら櫻


延命殿(京唐紙)


御詠歌
世の中にたえて櫻のなかりせば
(春の心はのどけからまし)


こちらは僅少であるとのこですのでお早めに!

梵字カ 重ね紙


西京区を後にして次に伺ったのは 心浄光院宝憧三昧寺(壬生寺) です。
こちらには、洛陽観音霊場再興十周年の満願に向けて伺ったのですが、何やら異様に若い女性が多かったですね。
しかも阿弥陀堂に吸い込まれるように入っていくのでとても不思議でした。
とりあえず、本堂のお地蔵様にお参りし向かいの中院にお参りしてから阿弥陀堂へ向かったところ、合点がいきました…。

刀剣乱舞-ONLINE-京の軌跡スタンプラリーなるイベントが開催されているのだそうです(http://www.touken-kyonokiseki.com/)

嵐電の四条大宮駅、嵐山駅、北野白梅町駅、東映太秦映画村内に設置された4ヶ所のスタンプを集めると、 缶バッジがいただけるのだそうです…。
壬生寺ってそんな有名な刀剣を保存してるのかなぁと思っていた所、そうではなく、新撰組隊士が所持していた刀で、前回も触れた近藤勇の長曽祢虎徹、土方歳三の和泉守兼定、沖田総司の大和守安定と加州清光(…菊一文字則宗ではないのですね)が対象となっていたようで衝撃の光景でしたが、さすがにラリーへの参加はご遠慮いたしました(^_^;)

阿弥陀様と堂下の御薬師さまにお参りをさせていただいた後、御朱印をいただきました。

こちらは、
洛陽観音霊場第28番札所
です。

洛陽観音霊場第28番再興十周年 大悲殿


続いて少し南方の 延命山長圓寺 へと向かいました。

1608年に京都所司代板倉伊賀守勝重が帰依していた大誉清厳を開山として、板倉家の所領から寺地を寄進して創建され、本堂には慈覚大師作と伝わる弥陀三尊が祀られています。
その隣に札所御本尊である聖観音(重要文化財)が祀られています。
この聖観音は、平安時代の一条帝の御世に疫病が流行り、時の大納言藤原親衡がその平伏を祈るために恵心僧都に依頼して作られ、宮中に安置し祈祷すると疫病が鎮まったとの謂われがあります。
その後叡山に移されていましたが、1587年に戦乱で荒れた京の都を三河から入った大誉清厳は霊夢で清水観音より叡山の聖観音を京に安置するよう告げられ小庵を建てたことが本堂横の観音堂の始まりとされています。
全てが美しく収まっていてとても整然として気持ちのよいお寺でした。

こちらは、
洛陽観音霊場第24番札所
です。

無量寿院 阿弥陀如来


洛陽観音霊場第24番再興十周年 大悲殿


ちょうどお昼になったので、京都中央卸売市場の隣にある ととや で海鮮丼と鮪の竜田揚げをいただきました。卸売市場に近いだけあって新鮮で大きなネタが寿司飯が隠れるくらいに乗っていました。お刺身が美味しいと評判通りのお店でした。

ホームページでご住職様ご不在なのはわかっていたのですが今日しか休みがないのでやむを得ず 勝林寺 へ向かいました。
ひな祭り限定の御朱印が2月27日から3月中頃まで授与されているとのことで、立ち寄らせていただきました。
次こそはご住職様のおられる時と休暇の都合が合えば見開きの御朱印をいただいてみようと思います。

吉祥天女