皆さん、群馬県太田市へ行ったことありますか?
私は先日、フード・ツーリズムに参加し、初めて太田市へ行ってきました😊

太田6次産業化lab(おおた6ラボ)「OTA自慢づくりプロジェクト」は、関東学園大学の学生さんや、群馬県の高校生がプロジェクトメンバーとして活躍しています。
今回は、プロジェクトの一環として、太田産さつまいもを活用したフードツーリズム(モニターツアー)が開催され、東京のオフィスワーカーの皆さんと一緒に参加してきました。

太田市は、さつまいもにゆかりが深い土地とのこと👀
なんと、関東で最初にサツマイモの栽培に成功した、由緒ある土地なんだそうです🍠

自称いも部部長を名乗るほどいも好きな私は、誰よりも張り切って参加しました💪

長靴と帽子も新調して、着替えも持って出発🙋‍♀️

では、当日のレポートをお届けします!



当日は太田駅で集合。
特急りょうもう号に乗車すると、都内から1時間で到着します☺️
1時間はあっと言う間です🚆

まずは蓮沼農園さんで、収穫体験。
トマトときゅうりを収穫しました。
諸事情により遅れてしまった私は、きゅうり収穫から合流🥒


▲いぼいぼきゅうり。美しい!

きゅうりは収穫が遅れるとすぐに大きくなるということで、張り切って食べ頃のきゅうりをたくさん収穫させてもらいました😊

贅沢に試食もさせてもらって、最高でした!
もちろん、みずみずしくておいしかった〜。喉も潤います。

ハウスの中は、ムシムシしていますが、今からもっと暑くなり、毎日収穫作業をされる農家さんがいるから美味しい野菜が食べられるのだと改めて感謝しました。


▲ハウス内。トマトが成長中🍅

次は、楽しみなランチタイムです🍽️
蓮沼農園さんや木村園芸さんを始めたした、太田市や群馬県の食材を中心に使用されているトラットリア パラビーノさんでさつまいも料理&スイーツの特製ランチを頂きました🍠



シェフや農家さんの思いを聞きながら頂くランチは、とっても美味しかったです🥺

美味しく食べて欲しいと努力する農家さんがいて、そんな思いを繋いで大事に料理をする人がいて、おいしく食べることができる。


農家さんは『お客さんのおいしいはなかなか聞くことができないから、1番嬉しい時間だ』とおっしゃっていました。
もう何十回も何百回も『おいしい!おいしい野菜を作ってくれてありがとうございます!』と言いたくなりました。

当時のスペシャルメニューはこちら↓


本当にどれもおいしくて、同じテーブルの大学生の男の子達差し置いて、1番食べました😋(たぶん大学生は少しひいてました🙄)


▲蓮沼農園さんのハラペーニョがアクセントになっているさつまいものクリームパスタ。めちゃくちゃ美味しかった🥺

大学生と交流しながらのランチタイムは、いろいろ刺激を受けます。
最近の大学生事情、好きな食べ物や、どんなバイトしてるの?など、いろいろ質問攻めに。
年代だけではなく、住んでいる地域や、育った地域も違えばいろんな話が聞けて面白いですね。


ちなみに、この日学んだことは『ナピラ』という食べ物でした。



▲どれも美味しかったデザートプレート🍰

お腹いっぱい、おいしいランチを食べた後は、いよいよさつまいもの苗植えです。

前日の大雨の影響で心配されましたが、畑に着くころにはいい天気に☀️

道中、麦畑も多く見られました。

太田市は小麦の栽培も盛んです👏
貴重な国産小麦。


ゆらゆらと揺れる姿にしばし見とれてしまいました。


▲麦畑。

木村園芸さんが取り組む耕作放棄地を開墾した畑に到着。


▲苗植え前

さて、いよいよさつまいも苗植え。
700本植えるとのことで、気合い入りまくりです😤
苗を植える角度によって、いもの出来や大きさが変わるとのこと。繊細です。


▲木村さんによる説明

植え方をレクチャーしてもらっていざ、挑戦!

農家さんは1本植えるのに3秒くらいで、簡単そうにやっていましたが、実際やってみると難しい😨

3節ちゃんと植えられているのか?

角度はこんな感じでいいのか?

そもそも、ちゃんと土被ってる?


1つ植えるのに3分はかかりました。
修行が足りませんね😓


▲真剣にさつまいもの苗を植える図


少しずつ慣れてきて700本の苗も1時間もかからぬうちに苗植え完了✨
どうか無事植えられていますように🙏

前日の雨の影響で出来たぬかるみにハマって、永遠に抜け出せないのではないかと焦りましたが、無事救出してもらえました⚠️
あーっ、びっくりした。
右が抜けたら左が抜けなくて、左が抜けたら右が抜けなくて、永遠ループ。
自然の力は偉大です。

ちっぽけな自分でした😫



▲全員集合

さて、自然の中を満喫した後は、なんと野点体験へ🍵

お茶の席は保育園の時以来だからほぼ初めて。

ドキドキ🫢

山崎酒造さんの素敵な空間でこの日のために作って頂いたさつまいもの和菓子を頂きながら、お抹茶をいただきました。



▲この日のために作られたさつまいも餡を使った和菓子

『あんまり細かいことは気にせず、楽しんで味わってもらえれば大丈夫』との女将さんのお言葉に緊張が解けました。


▲ちょっと緊張しながらお抹茶をいただきました

甘すぎない工夫をされた和菓子
丁寧に入れられたお抹茶
こだわりの茶器
たたみの匂い
縁側にさすあたたかい木漏れ日
心地よい風
新緑の力溢れる庭
とっても素敵な時間を過ごしました。


▲ステキな空間と時間を作ってくださった山崎さん


都心での生活では、いつもアレコレ頭の中がいっぱいで、未来の自分と、過去の自分にしか目がいってなかったなぁ〜と感じました。


今、ここの時間に集中し、少し余白を持つこは、とっても大事だな時間だと感じました。


なんだか余計なものをそっと置くことができ、心が浄化されました。

心が柔らかくなる、とってもよい時間でした😊


山崎酒造さんには、ハーブ庭園もあったり、ゆったりお茶を飲めるところもあったり、甲冑などの展示もあったり、ゆっくり癒されながらも、エネルギー感じる場所でした。 


素敵な時間をありがとうございました😊


最後はみんな大好き道の駅おおたへ。


太田市や群馬県の名産品が並びます。
朝早く行くと、新鮮な野菜もたくさん並んでいるようです。地元の方に人気の道の駅ですね。

B級グルメの太田焼きそばと、名物焼きまんじゅうは次回購入したいです☺️

中村先生オススメのアイスはこちら。


▲アイスを前に嬉しそうな3人

なんと!こんにゃくパウダー入り。
濃厚なミルク味、食感はちょっとむっちりした、新感覚のアイスでした!
クセになるおいしさです🤩
さすが、こんにゃくが名産の群馬県ですね。

しっかりお土産も買って、もう1軒、ソウルフードのお店へ。
『登利平』さんのとり弁。
なんでも、群馬県の子供たちは、行事があるたびに、ここの鳥めしを食べているそう。
そんなソウルフードであるとりめし弁当を頂きました。


太田駅で解散し、都心チームは特急電車で帰路へ。
とり飯を食べながら、ワイワイ。
遠足みたいで楽しかったです。


▲都心チームのみなさんと

日光を浴び、体を動かし、ほどよい疲労感。
脳みそばかりで、体を動かしていない日が多いので、とてもよい気分でした😊

おいしいものを食べ、いろんな景色をみて、いろんな方と交流する。

一緒に参加してくれていた地元の高校生との交流もとても刺激的で、元気をもらいました。

120%毎日全力で生きている感じ、真っ直ぐで素敵でした。




高校の先生が
『普段なかなか都内で働く方に会う機会がないので、とてもよい機会でした。みなさんがやりたいことを仕事にして活躍している姿が高校生にも、とてもよい影響になりました。』とおっしゃってくださいました。


確かに学生のうちにいろんな人に会って、いろんな人の活躍する姿を見ることって大事だなって感じました。
見ると、想像できるし、自分ごとにもしやすい。
まだまだ無限大の可能性を秘めた高校生や大学生が、自信を持って、どんどん突き進んでいって欲しいなって感じました。

ただ、観光に行くだけではなく、地元の農家さん、学生、お店の方、活躍する方などにお会いできると、より一層まちに愛着が湧き、また来たいと特別な地になりますね。


人がもつ魅力を味わうために、地方へ行きたいです。



▲さつまいもの苗を植えて既にやりきった感✨

太田市を満喫した充実した1日でした🙌


次回は11月に収穫と味わう会🍠
それまでにまた1度畑の様子を見に行きたいです!

中村先生、関東学園大学ゼミ生の皆さん、農家さんや地元の皆さま、ご一緒できた皆さま、本当にありがとうございました😊