ブログにお越しくださり
ありがとうございます。
英語教室ラボ・パーティの講師(テューター)榎森保乃です。

 

昨日は英語絵本カフェを開催しました。

客室乗務員として国際線を乗務していた経験、

私が今のラボ・パーティという英語教室で

お仕事を続ける理由やモチベーションについて

たっぷりお話しました。

ラボ・パーティの英語絵本を楽しんでいただいたり国際交流のお話をしながらゆったりとした大人の時間を過ごしました。

乗務していた時の機内での裏話?や先輩が怖かったお話も😁




CAの魅力の一つとして

「世界各地の様々な場所に行ける」と

お話したのですが、ニュースでも映像でもなく

自分の目で現地の景色を見て

そこに生きている人々と出会い、

空を眺め、空気を、異文化を感じたこの経験は

代え難いものと思います。


その経験は私の世界観を広げてくれると同時に

内向きだった心も自由に解放してくれました。


今のラボの仕事は、

物語を通して

子どもたちの内なる想像力の世界を広げると共に

様々な交流をきっかけに

外の広い世界とを繋げる仕事です。


一歩を踏み出す勇気がなかった

10代の頃の私のような子にとっては

その広い世界があることすらなかなか見えないもの。慣れた世界から飛び出すのはやっぱり勇気がいります。

でも振り返ってみると

「もう一歩踏み出すことができていたら」と

思うのです。

だからこそ、そんな時に

寄り添ったりそっと背中を押す存在でありたいと思っています。

 


今年はえもりパーティから
4人の中学生が夏の国際交流にいきます。

2人はアメリカへ。

もう2人はカナダへ。
昨年から準備を頑張ってきましたが、
いよいよ出発の日が近づいてきました。

彼らのワクワク感と緊張感が膨らんでいくのを

感じます。ラボの国際交流は何と言っても

単なる語学研修ではなく、

海の向こうのもうひとつの家族に出会うため。



ラボの国際交流が始まってから50年が
たつのですが、

「ラボっ子旅に出る。ー異文化をめぐる50年、そしていまー」という
記念の本が出版されました。



作家である神山さんもラボっ子として中学生の時に
この国際交流に参加しています。
今回はたくさんのラボっ子(ラボ・パーティに通う会員)たちに取材をし、それをまとめたものです。

 

本の中で国際交流担当であるラボ・パーティの事務局員のこんなことばが載っていました。

「この国際交流は、『この道の先のあの角を

曲がると何があるんだろう』という好奇心に支えられています。

現地に行って、風を感じて、

異国の匂いを嗅いで、ハグの温かさを感じる事。

広い世界があると身をもって知ること。

子どもたちには一度しかない人生で自分のキャパシティを広げてほしい。

自分の尺度をずらすことで他の価値を理解することができる。

物差しは固定されたものではない。

ずらすことで人間が大きくなる。

それらを異文化体験を通して多くの子に学んでほしいと思います。」


 

私は10代の頃に飛び出す機会も勇気も行動力もなく、

20代になって海外に飛び出す経験をしたわけですが

これがもっと早い時期に広い世界があることを

知っていたら10代の頃の過ごし方も変わっていたかなあと思います。

 

 

また、神山さんは全国で作文教室を開いてらっしゃいますが

あるラボの教室でラボっ子たちに

「ラボの魅力」という題名で作文を書いてもらい、

その作文も紹介しています。

 

どの作文にも、他者と関わり合い、他者を認め合い、他者に感謝し、

自分も変わっていく(成長していく)様子が綴られています。

と、神山さんが書かれている通り、

子どもたちが自分たちがやっていることの意義をしっかり言語化しているのが素晴らしいと思いました。

 

 

「10代の異文化の旅は、一生の宝物として、人生を支えてくれるはずです」


この本は最後にそう締めくくられていますが、

柔軟な思考のうちに経験する

異文化の旅は一生の宝物。

それにはそこに至るまでの過程も大事であり、

そこにたくさんの物語とたくさんの人との関わりがあるのがラボ・パーティの国際交流なのです。


ひとりだちへの旅へ出る君たちに

精一杯のエールを送りたいと思います。


お読みくださり

ありがとうございました♪


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