こんにちは、ヤッコです
今日からゴールデンウィーク。
今年は10連休という方も多いようですね。
何処に行っても車も人も多いので、私はゴールデンウィーク中は お仕事を頑張って、人の少ない平日にフィールドワークを楽しみます
フィールドワークには良い季節になったので生き物や山野草の写真も沢山溜まってしまいました。
ブログの更新をサボっていたので先週の話になりますが、紀伊半島と淡路島の間の紀淡海峡に浮かぶラピュタの島と呼ばれる友ヶ島に行って来ました。
友ヶ島には明治時代に日本軍(当時)により、外国艦隊の大阪湾への進入を防ぐ目的で、砲台や防備衛所が造られました。
第二次世界大戦までは要塞施設として一般人の立入は禁止され、当時の地図や地形図にも白く塗りつぶされて記載されなかったそうです。
終戦時に連合軍により爆破処分された第2砲台以外は軍事施設跡が比較的良好な状態で残っている廃墟の島です。
友ヶ島は無人島で、和歌山県の加太港から100人乗りのフェリーに乗るしか島に渡る手段がありません。
写真の左のブルーのラインの船が『友ヶ島丸』です
加太港から友ヶ島まではフェリーで約20分
加太港の赤い灯台の横を通りながら友ヶ島へと向かいます
およそ20分後、見えて来たのが友ヶ島
友ヶ島は群島の名称で、上陸するのは右側の沖ノ島
沖ノ島の北西に在る第2砲台跡
終戦後、他の砲台は撤去されただけですが、第2砲台は戦後の敗戦処理の際に連合軍によって爆破処理されました
撤去された砲座の跡
第2砲台跡
第1砲台跡の弾薬支庫
友ヶ島灯台
日本で8番目に竣工した西洋式灯台
歴史的文化財的価値が高いAランクの保存灯台
今も現役
旧海軍聴音所跡
第3砲台跡の弾薬支庫
第3砲台跡
砲座と砲座を結ぶ地下通路
円形に陥没しているのが砲台の砲座跡
第3砲台跡の弾薬支庫
第3砲台跡の弾薬支庫
ウラシマソウ
島内のいたる所で見られる
サルトリイバラ
新芽と花
探照灯跡
ナルトサワギク
島内に繁茂している外来種
森のエビフライ
森を歩いていると時々見掛けます
正体はリスが松ぼっくりを食べた食べかす
第4砲台跡の弾薬支庫
第4砲台跡の弾薬支庫
将校宿舎跡
友ヶ島に来ると時間の流れを忘れさせてくれます。
島内には豊かな自然が残されており、一日中遊べます
暑い日もありますが、時々肌寒くなったりするので、体調管理には気を付けて下さいね。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました