みなとみらいホールへ、『サロメ』を聴きに行ってきました。



沼尻さんの指揮で、オーケストラは神奈川フィルハーモニー管弦楽団。



こんなふうに舞台の奥の方にオーケストラが配置され、その前のスペースで歌い手さんたちが演じます。


(神奈フィルTwitterより拝借)


こういう形での演奏のときは、歌い手さんの後ろに指揮者がいることになり指揮が見えないので、客席と舞台の間あたりに指揮モニターが置かれることが多いのですが、今回は客席の最前列にもうお一方指揮者がおられて、その方が歌い手さんに指揮されてました。歌い手さんは安心して歌えたことと思いますニコニコ



大道具はなくとも、歌の力、雄弁なオーケストラ、そして照明と出演者の出入りだけで、内容がとてもよくわかる、あっという間に感じた100分間でした。


通常のオペラ公演でオーケストラがオケピットにいるときよりも、今回のようなコンサート形式での上演の時のほうがオケの響きや音圧がダイレクトに味わえるので、また違った楽しみがあります。



福井敬さんが体調不良とのことで、急遽ヘロデ役は高橋淳さんとなりました。急遽ということで、譜面を見ながらのシーンもあったのですが、そこに違和感を感じないくらい高橋淳さんの演技が素晴らしかったです。



今回の『サロメ』は、他のオーケストラとの共同制作だそうです。そのおかげで製作費も抑えられているとか。


今後、7/15には京響さんで、



7/27には九響さんで、同公演が行われます。



お近くの方、ぜひお出かけくださいませ。

(と、勝手に宣伝ウインク)