お陰様で好評のお引越しブログ、第10弾はプラハ4軒目のおうちについて、完結話!

↑プラハ旧市街広場にて、ホットワインを飲む。季節外れですが、、😅(ブログの内容とは関係ありません)


〜前回までのあらすじ〜

素敵な立地のおうちは、カビ屋敷。あらゆるものにカビが生え、ついに引越しが決まりました!


⑬この部屋を出るために

まずは荷物運びです。

カビで傷んでしまったものもあったので、

もうどうしようもない状態のものは破棄
使えるものは漂白などで復活させる、

などしながらの引越しとなりました。

 

改めて荷物や家具を見て、劣悪な環境にいたということを再認識しました。

カーペット、一部の洋服は再起不能で破棄。

しばらく使用していなかった

トランペットのソフトケースにカビが生えていた

ことには大きなショックを受け、

泣く泣く処分しました😢(楽器が無事でよかった。。。)

 

そして驚くことに、ピアノの弦も真っ黒に。。。恐ろしすぎます。

こちらは漂白剤は使用しませんでしたが、差し支えない方法で黒いものを落としました。

 

そしてベッドの下に落ちていた

10コルナのコイン。(色や大きさが日本の10円玉に似ています)

ほぼ全面が緑色に変色していました😱

 😭😭😭😭

よくぞこんなところに住んでいたなぁ、、。

 

荷物を運んだら、今度は部屋中のカビ取りです!!!

おそうじでとれるところはできる限り取り除き、どうしても落ちないところは上から色を塗る。

 

そういえば私たちが入居するときも、前の住人が壁をすべて塗りなおしたと言っていました。

「えー!親切だねー!!」

と、オメデタイことを言っていた私たち。

いまならその理由がわかります。。😰

 

⑭そして受け渡し

大家さんがいらしゃって、鍵の受け渡し、そして部屋のチェック。

穏やかで人の好さそうなおじさまでした。

が、やはり私たちも我慢できずにいいました

「カビがはえてるんです」と。

 

するとにこにこしていた大家さんが一瞬で真顔になり、

「どこに!?!?!?」と。

 

いやー、どこにっていうか、、、すべてというか、、特定難しいんだけど、、

と思いつつも「例えばこことか」
と、塗料をぬってもうっすらとカビが見える部分を指さすと、

 

大家さん、すかさず無言で天井近くの窓を開け、

「換気しっかりしなきゃダメだよ~」(⌒∇⌒)と、笑顔。

 

いろいろ言いたいことがあったはずなのですが、

本能が私達に「そうですよね!!」と言わせました😅

お互い、笑顔ですべてを終わらせました

私たちにとっても、大家さんにとっても最善の終わり方だったと思います。

 

と、すべてが済んだ後、

からっぽできれいになったこの部屋に、丸いかわいらしいテーブルをはこんできた男性がいました。

部屋の角にテーブルを置くと、その上にランプを設置。


部屋の照明を落とし、ランプを点灯。


なんと!

テーブルを置いた一角はまるでおしゃれなカフェのような雰囲気

 

そこを パシャリ と男性が撮影。

 

えぇぇぇぇぇ!!!

顔を見合わせる私とEちゃん!!

そう、次の住人を募るための写真撮影をしていたのです。

 

いろいろ「すごすぎる」に尽きて、言葉がありませんでしたが、

数枚だけ私も携帯で写真を撮り、(現在残っていません。。)

2人で笑顔でご挨拶して、カビ地獄のお部屋から去りました。

 

外に出てからはEちゃんと

「なにあれ!写真て詐欺!!!」🤣
「うちらもアレにだまされたんだ!!」😂

と、爆笑しながら言いたい放題でした(笑)

周りに日本語がわかる人がいない(とおもってる)ので、それはもう、思いっきり。

 

そんなこんなで、奇跡的に大病もせず(何度か具合悪くなったことはありましたが)、退去することができました。


そして、お次の住まいへ!


続きは次回にて😊