こんにちは!音楽事務所プリナールナの扇田泰子です。

 

ブログはなかなか更新されていませんが、中ではいろいろうごいております。。。

が、お知らせしないと意味ないんですよね(苦笑)

 

実は、、、

 

4月下旬から2週間おきにチェコでのコンサートのオンライン配信をお手伝いしております!

そして明日5月24日(日)18時~(日本時間)、第3回目にして最終回のオンライン配信を行います!

 

チェコでもまだ観客ありきのコンサートはできないので、現地では無観客のコンサートです。
 

オンラインコンサート3《最終回》
【~日本の皆様へ~ ヤン・リスカ&ルデック・シャバカ オンラインリサイタル】
5月24日(日)18:00~ ※日本時間

https://youtu.be/A5ix7BkPQHg  へ,アクセス下さい。

出演:ヤン・リスカ – チェロ
ルデック・シャバカ - ピアノ 

(出演者プロフィールはこのブログの最後に記載しております。)

 

※無料でご覧いただけます。
※You Tubeでの配信ではありますが、生配信ですので、ご覧いただける機会は指定時間の1度限りとなります。

 

プログラム:
セルゲイ ・ラフマニノフ(1873 – 1943)作曲
【チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op. 19】
第一楽章 レント – アレグロ・モデラート(ト短調)
第二楽章 アレグロ・スケルツァンド(ハ短調)
第三楽章 アンダンテ(変ホ長調)
第四楽章 アレグロ・モッソ(ト長調)

 

この3回のオンラインコンサートは、3回とも出演しているチェコ人ピアニスト、ルデック・シャバカ氏の発案によるものです。

第1回目はメゾソプラノ歌手マルケータ・ツクロヴァー氏とドヴォルジャークの歌曲集を、

第2回目は長女でハープ奏者のワンダ・シャバコヴァーさんとチェコの作曲家による作品をお届けしました。

 

第1回目のオンラインコンサート開催に際してシャバカ氏からいただいたメッセージを記載します。

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日本の皆様、ご無沙汰しております。チェコ人ピアニスト ルデック・シャバカです。

この度はコロナウイルスの世界各国での感染が拡大し、皆さま大変な思いをされていることと存じます。皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

(略)

今回コロナウイルスの感染拡大の影響でオペラ劇場やコンサートホールがすべて閉鎖され、世界的に有名な歌手も歌う場がなく、まさに「歌いたくても歌えない」状況です。彼らは今、歌うことを強く求めています。

 

そこで今回私の愛する日本の皆様に、世界でもトップレベルのチェコ音楽家の演奏を私の伴奏にてオンラインでお届けいたします。世界中が感染症と戦っている最中ではございますが、私の住むチェコから遠く離れた日本の皆様と、音楽を通じてつながることが出来ますことを心より嬉しく思います

 

私は日本を心から愛しております。

一人でも多くの方々に、チェコの誇るドヴォルジャークの美しい歌曲をお届けしたいと願っております。

 

皆さまのご健康を心よりお祈りいたします。

 

ルデック・シャバカ

Luděk Šabaka

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≪出演者プロフィール≫
ヤン・リスカ ‐ チェロ 
5歳より音楽教育を受ける。 プラハ音楽院、プラハ芸術アカデミー、ウィーン国立音楽大学を首席で卒業。幼少の頃より、チェロコンクールのほか様々な室内楽の国際音楽コンクールに入賞する。近年では、ブラームス国際室内楽コンクール‐オーストリア 第一位、ピネローロ室内楽コンクール(国際音楽コンクール世界連盟加盟)‐ イタリア第一位及び特別賞受賞、そしてベートーベンコンクールでは第一位及び大賞を受賞。
演奏者としては、ソロ演奏は勿論のこと室内楽奏者( Stratos Quartettメンバー) としてヨーロッパ各国、日本、アメリカで演奏活動を行う。母国チェコではチェコ国立ラジオ局への録音演奏を行っている.
2012年よりウィーン国立歌劇場オーケストラ団員を務めるほか、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の客演を務めるなどして世界各国で著名な指揮者の下で演奏する。2016年、2017年にはウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団で首席チェロ奏者を務めた。
使用楽器はイタリア・マントヴァ製フランチェスコ・バルビエリ(1740年).

Jan Ryska 2.jpg

 

ルデック・シャバカ – ピアノ
幼少期より、国際コンクール“ビルトゥオーズィ・ぺル・ムジカ・ディ・ピアノフォルテ”など様々なコンクールで優勝し、ピアノの才能を発揮。プラハ音楽院ではピアノと作曲を学び、在院中にはチェコスロバキアの数々の有名なコンクールで優勝を果たした。プラハ芸術アカデミーでは室内楽の研鑽を積んだのちは、ウィーン楽友協会、ウィーン・コンツェルトハウス、ゼンパーオーパー・ドレスデン、ミラノ ダル・ヴェルメ劇場ほか世界各国のホールで著名な音楽家との共演を多数重ねる。チェコの作曲家、ボフスラフ・マルティヌーのピアノ曲を全曲演奏している、世界でも極めて貴重なピアノスト。
これまでにウィーン楽友協会、ウィーン・コンツェルトハウス、ゼンパーオーパー・ドレスデン、ミラノ ダル・ヴェルメ劇場ほか世界各国のホールで著名な音楽家との共演を多数重ねているほか、チェコ国内ではプラハの春音楽祭などの主要音楽祭や、ラジオ、テレビへ招待され演奏を披露している。
2000年よりチェコ・イーロヴェツ国際室内楽フェスティバルを毎年開催。1989年~2009年までプラハ音楽院教授を務め、2003年より現在に至るまでチェコ・ピルゼン音楽院ピアノ教授。2009年~2010年にはチェコ・サーザヴァの音楽小学校創立に協力し、現在教鞭をとっている。近年では東京で定期的にピアノのマスタークラスも行っている。