プロ野球は交流戦が終わり、今日6月23日(金)より同一リーグ同士の対戦に戻る。


巨人は開幕から苦しい戦いだったが、交流戦は11勝7敗と勝ち越し。交流戦優勝はDeNAだったが同じ勝敗で、現在は34勝31敗で3位、首位阪神に5.5差でつけている。


ここにきて調子が上がってきたのは、打者では坂本の復調が大きい。4月は不祥事を背負っていた感じだったが、5月以降吹っ切れた感じだった。丸もオリックス戦など大事な所でヒットが出だした。そして岡本は交流戦で8本塁打19打点の活躍、交流戦MVPに輝いた。主力が打ち出せば強い。


投手も先発では菅野、メンデスが戻ってきた。中継ぎも中川が復帰し、菊地や高梨、田中千晴などがいい投球をしている。まだ、阪神の強さには及ばない気もするが、これから5割以上は勝てるのではと期待できる。


交流戦ではオリックス戦の丸の延長戦での3ランや、岡本のサヨナラヒット、坂本のサヨナラ逆転3ランなど印象に残る試合が増えていたけど、今シーズンで印象に残っている試合がある。


交流戦前の5月13日、巨人対広島戦だ。

この試合でサードスタメンの門脇が再三にわたる守備での好プレーを魅せた。その門脇に代わって途中から出場したのが広岡だった。しかし、その広岡は2打席凡退、しかも後のはサヨナラ打の大チャンスだった。

この試合はブリンソンがサヨナラ打を打って5-4で勝ったが、広岡は翌日二軍落ち、そして数日後オリックスの鈴木投手とトレードになった。門脇はこの後、守備では欠かせない選手となり一軍登録が続いている。


プロは厳しいな~と感じた。そこから巨人の調子が上がっていると感じる。

巨人は選手が多く、登録・抹消がひんぱんに感じる。しかし、そこから実力ある選手が固まれば強くなると思う。


今日の広島戦(マツダ)の先発は左の井上投手だ。前から期待の大きい投手だが、ぜひともいい投球をして一軍の層を厚くしてほしい。