どんなネタであっても、読まれるブログが書ける。それができる人は書き手として一流だろう。一言書き出しを見つける。そうしたらスラスラと内容が書けるのだ。しかしこれは可能なのか。分からない。自分にはまだできないからだ。だからこそ、どうしたらそうなれるのか。この記事で考えて述べる。

 まず、前提として必要な点がある。それは、どんな文章でも、読みやすさという尺度がある。ということだ。文章の内容は書き手により千差万別だ。何がいい言葉なのか。何が悪い言葉なのか。正直個人では判断できない。だから、もし私たちが文の良しあしを決める。そんなときの尺度は主に、読みやすさによるのだ。

 ブログの記事は、商品に例えられる。商品に大事なのは何か。それは体裁が整っていることだ。もし、体裁が整っていない。そんな商品は売り物にならない。自作パソコンを段ボールで作ったケースに入れる。かつてそんな作品を見たことがある。これは作品とは言える。だが商品とは言えない。口が裂けても言えない。

 例外はあるかもしれない。もしその段ボールが頑丈で美しい。そういったものなら良いだろう。だが基本的にこうだ。正しい体裁が整ってないものは商品たり得ない。

 それでは何が読みやすさを決めるのか。私の考えはこうだ。論述が流れるように進むかどうか。滞りがないかどうか。これが文の読みやすさを決める尺度だ、と。読んでいて、引っかかることがない。これは文法や語法の難解さがない。そして論の飛躍がないということだ。これにより、読者は楽に読める。すなはち読みやすいということになる。

 これを達成する。そのために自分が実践する策。それは文を短くして、繋げる。その繰り返しで文章を作ることだ。まさにこの文でも実践している。そしてこうして実際に書いていて感じることがある。それは文が短く簡潔になる。だから間違いが起きずらい。そして間違った接続では繋がらない、ということだ。長い文を書くときではごまかせる。そんな綻んだ部分も短い文ごとの間で浮き出る。書きながらミスが少なくなる。

 色々と利点を書いた。今のところ特に問題は感じていない。もし感じたとしたらまたこのブログで書くつもりだ。

 とにかく体裁を整えた文を書く。これが私の当分の目標だ。その過程で中身が評価される。こうあってほしいものだ。そしてそうなると信じている。