あなたが「宇宙のパワー」を手に入れる瞬間 ディーパック・チョプラ
- ディーパック・チョプラ, 渡邊 愛子
- あなたが「宇宙のパワー」を手に入れる瞬間―永遠に続く幸せの源泉
月に一度くらいは書かないと。半ば強迫観念に陥る。誰かに急かされているわけでもないが、不思議なものである。
本当のことが知りたい、というのもそれは人間の本能だと思う。それと同時に何かを表現したい、というのも本能ではなかろうか。それがたまたま『書く』という表現方法になる。ある人は、キャンバスに絵を描き、ある人はメロディーを奏でる。
人間の究極の欲望は『幸せ』になることである。それではその『幸せ』とはいったい何なのか。ということを考えてきた。わたしは誰で、わたしはどこから来たのか。そしてわたしは何のためにこの世に生まれたのか。
『幸せ』とはいったい何なのかというのは、そうした疑問と全く同じモノである。
欲望というのは「人生の不確実性」によって起こるらしい。人生の不確実性というのは、一寸先は闇ということである。ならば、生きてるうちにやりたいことをやりましょうと。
人間にはその一寸先がわからない。わかっているのは、人間は必ず『死ぬ』ということである。これを真理という。人間が人間を救うことはできない。これも真理である。
この世を快適に過ごすには、無心、無欲の心が一番いい、とされている。無心というのは、こだわらない心、もう少し具体的に云えば余計なことに係わらない心である。
云われてみればその通りで、最近以前より、快適に過ごせるようになったのは、テレビをあまり見なくなったからである。サラリーマンじゃないから、毎日ラッシュアワーで通勤することもない。しかし現代人のほとんどが、そんな生活ができるわけではない。いくら無心になりたくたって、環境がそうはさせてくれない。そりゃあ、ストレスがたまるだろう。
日本の現代社会が戦争もしていないのに何故こんなに生きにくい環境なのかは、人を無心、無欲ではなくて、こだわりを是として欲望を煽る社会だからである。無心、無欲がこの世を快適に過ごす『真理』だとわかっていても、社会全体がそうはさせてくれないのだ。
- 加島 祥造
- 『求めない』 加島祥造
「もとめない」という本が売れているらしい。『求めない』こともこの世を快適に過ごす方法である。皆、そんなことは知っているのだ。知っているけど、気付かない人もいるだろう。でも、本当は知っているんだから、気付いているのだ。知らないふりをしているだけである。
社会が「こだわる」ことや、「もとめる」ことを、そして「もっと、もっと」欲望を募らせることを奨励しているのに、無心、無欲だとか、「もとめない」なんていえるはずがないじゃないか。
- ディーパック チョプラ, Deepak Chopra, 住友 進
- 迷ったときは運命を信じなさい―すべての願望は自然に叶う
明日のことは誰にもわからない。わからないけど、ここにこうして生きているということは、きっと、『生きている意味』があるはずである。だから、チョプラ先生は『運命を信じなさい』と云った。自分の運命を信じるということはこの世に生きている意味がある、ということである。そしてその自分の運命は与えられたものである。生かされているのである。
「あなたが幸せを探し求めることをやめて、すでに手にしていることを知ることが、永続的な幸せへの鍵です。」