ブログ再開・・・「評伝月形潔」道新書評への異論。
大変長らくご無沙汰しました。
このたび気まぐれに再開いたします。
しばらく独りよがりの更新になりそうですが・・・
さしあたり今回は
10月12日朝刊11面の「評伝月形潔」の書評について・・・中館寛隆氏の記述への異論。
先ほどこのタイトルで北海道新聞に問い合わせをしました。その内容は以下の通りです。
私は月形町に在住し、郷土の歴史に関心を寄せているものですが、とりわけ本町の始祖ともいえる月形潔の生涯については、強い思いがあります。
このたび桟比呂子先生の同著を書評に取り上げていただいたことは大変喜ばしく思っておりますが、1点だけ腑に落ちぬことがあります。それは、「(月形潔が)非職の後、公金流用を理由に免官となったとする。」という記述それ自体は是としても、著者の真意はその続きの「やむにやまれぬ出費であったことは明白である」以下の5行にこそあり、この一文だけで終わってしまっては、同著の書評としては片手落ちではないか?ということです。紙面の制約があればなおさら、葉室麟の「月神」にも言及することが必要であったのか?という疑問もあります。
この部分の記述により、読者にあっては、著者が病気による非職とされていた月形潔の不名誉な免官の理由の暴露だけを意図したかのように受け取られかねません。
正直なところ貴紙による書評の掲載を期待していた一人として、大変残念に思います。郷土の始祖への過剰な思い入れと受け取られるかもしれませんが、貴紙の見解を伺いたいと思います。
どの様な回答があるのか?ないのか?
自分としては初めての体験なので、戦々恐々です。同書の著者桟比呂子氏とは面識もあり月形潔の生涯について少しく情報提供をした者として看過できない思いでの行動とご理解ください。