まず平均投資30000円とし、1日の1台辺りの粗利を求めます。計算方法は、換金率3.57円だとしたら、何もしないでも店の純利益は平均投資30000円なので、貸玉にしたら7500玉→26775円。
30000円-26775円=3225円。←これが1台辺りの純利益で、300台設置の店舗なら3225円×300台=967500円。
いかがでしょうか。パチンコ屋は何もしなくてもお客さんが勝とうが負けようが1日で967500円の利益があるんです。これが月30日営業したら29025000円ですよ?さらに客数が増えれば純利益も必然的に増える。だから当たり前ですけど客数を増やそうとするんです。
客数が増えなければ利益が無いということは、客数が少ない店は利益が無いということ。よって還元も客数が多い所と比べてできなくなります。
さて、そんな無敵のパチンコ屋やけど、もちろん光熱費、人件費、家賃などの維持費もかかってきます。そのバランスをうまくやるのが店長の仕事なんですけど、その店長の天敵であるプロ集団(打ち子集団)との関係についても考えて見ます。
まずプロ集団の純利益の出し方もパチンコ屋と同じで、仮に終日貯玉無制限で打てるとし、こちらも1日平均投資30000円で計算し、貯玉で打つだけで3225円お得。それを20人の打ち子を雇うことによって、3225円×20人=64500円。(1日)月25日稼働なら1612500円。そこから人件費を引いたのが浮き分。
なのでプロ集団の長は小さなパチンコ屋を経営しているのと同じなんです。もっと言えば光熱費や維持費も無く、出ていくのは人件費のみなので、良台さえ見つけれるなら儲かるのです。
もちろん、パチンコを収束するのと日当を途切れず払っていける経済的体力ありきの話しですけど。
よって打ち子=パチンコ屋の客数で、双方増えれば増えるほど純利益が上がる。これがパチンコ屋とプロ集団が存続できている理由なんです。
上記の内容はあくまでも勝とうが負けようが関係無くて、ただ台に座って打つだけでこのような金額のお金が動いているということです。
ただでさえ、プロ集団にこれだけの金額を持っていかれてるので、もちろん店は敬遠し、何も知らない一般客を大事にします。だからと言って、プロ集団を全て排除できないのが現実です。なぜなら、プロ集団が居ない店には一般客も付かないから。牙狼や北斗の島に誰も人が居なければ打とうと思わないですよね? プロ集団が終日打ってくれているから一般客も安心して座れるんです。
このようなスパイラルから抜け出せれないのが現実で、これを攻略したくてホールの店長さんは日々頑張っているのです。
だから少し言い方は悪くなりますが、店側はうまいことプロ集団を利用し、逆にプロ集団は利用されてることに気付き、共存していかなければならないのです。
だからプロ集団は店側に食わせてもらってるという自覚を持つ必要があると思うのです。だって、店側が怒って「お前らに食わすのは嫌や! その分純利益が少なくてもいいわ! 」って言って排除されたらプロ集団は終わりですからね。
なのでパチンコ屋で偉そうにしてる奴は明日から態度改めろ!
だから僕は集団では無いですけど、パチンコで食ってることは揺るぎない事実であるので、別に偉そうな態度もしないですし、店員出身ってのもあって、箱下げなども店員さんに感謝しています。
長々と書きましたけど、これがパチンコ業界の現状です。いかがでしたでしょうか? 誤った内容があったり、質問などがあればいつでも受け付けております。
よろしくお願い致します。
おじゃん