うちの母は腸閉塞の発見が遅れ、

腸が破裂して敗血症を起こし亡くなったと医師に言われた。

 

偶然見かけた、ご紹介する記事と同じで、

最初は便秘と判断された。

 

たかが便秘で病院に行っても意味がないと

訪問診療の医師に言われ、

 

そのまま、訪問診療と訪問看護を受けながら

10日も飲まず食わずで自宅療養をさせられた。

 

最期に診てくれた病院の医師によると、

レントゲン検査やCTの結果、

腸が圧迫されている位置の関係で、

腸閉塞によく見られる嘔吐や激痛が起こらなかったらしい。

 

悲しいかな、辛い症状が出なかったことも、

腸閉塞の発見が遅れた原因だろうと言われた。

 

 

今回たまたま見つけた記事を読み、

 

腸閉塞は直ぐには分かりにくく、

便秘という軽症だと診断されがち、

 

この事実に驚いた。

 

おそらく、一度でも誤診した医師は、

その後は慎重になるのだろうが、

 

便秘だろうと軽く見ず、

腸閉塞という最悪のケースを疑って、

丁寧に診療してもらいたいと思った。

 

 

それにしても驚いたのは、

うちの母のような高齢者ではなく、

中学生という元気いっぱいの年齢でも、

腸閉塞であっという間に命を落としてしまうということ。

 

 

ちなみに、うちの母の場合、

自宅療養中も毎日のように摘便を試みたが、

ほとんど取り出せなかった。

 

摘便が功を成さないケースもあるので注意してほしい。

 

 

とにかく思ったのは、

 

腸閉塞 あなどってはいけません。

 

みなさんも便秘やお腹の詰まりを軽くみないようにしてください。

 

 

 

「3食フライドポテト」で中学生はなぜ死んだのか…司法解剖で見えてきた「500円生活」の過酷な現実(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース https://share.google/F97MlT0SBv5hAc9VO

 

 

Case. 1「便秘で死ぬ」

「お腹が痛い」「吐きたい」と訴えて、深夜に救急病院を受診した小学校低学年の女の子。

すぐにCT撮影し、直腸にたくさん便が詰まっていたことから医師は「原因は便秘」と診断します。 

 

緊急性が高いケースではないため、そのまま痛み止めだけ行って入院させ、

翌日に処置をしましょうという話で落ち着いたのですが、翌朝早くに女児は死亡。

 

医療ミスが疑われて解剖にもち込まれました。 

まだ小学生だった女児の痛ましい事例です。

 

解剖で小腸と大腸を切り開いたところ、大量の硬い便が出てきました。

便秘という診断自体は正しかったといえます。 

 

ただ、CT写真をみると、大量の便詰まりによる腸閉塞が起きていたであろうことがわかりました。 

肛門の出口付近には相当に硬い便が大量にあり、それが排便を妨げていたのでしょう。

 

死体検案書に記した死因は「便秘による宿便性腸閉塞」、

つまり便が腸内に長期滞留したため、

腸管が塞がって消化物やガスが腸を通過できない腸閉塞の一種です。 

 

突然の愛娘の死を前に、ご両親が深い悲しみに暮れるのは当然です。

 

死の直後にご遺族は、「病院側が適切な医療行為をしていれば娘は助かったはずだ」と主張して、

民事裁判を起こすと話されていましたが、

その後の続報が聞こえてこなかったことを考えると示談になったのかもしれません。 

 

では、少女を救える分岐点はどこだったのか。 

 

便秘に対する適切な医療行為、この場合は摘便していれば防げた死だったはずです。

 

摘便とは、医療従事者が指を使って、肛門付近に詰まっている便を直接取り除くケアのこと。 

 

指を入れて、硬い便をビュッと取るだけの簡単な処置ですから、

便秘と診断した時点で医師が指示すればすぐにできたはずです。 

 

それをしなかった理由は、おそらく深夜の受診だったからではないでしょうか。

 

深夜の救急医療の基本は、「よほど重症でない限りは朝までもたせる」です。

 

翌朝になれば専門医が出勤する。

 

それならば、積極的な治療はせずに安静にさせてしのごう。 

 

深夜の当直医師がそう考えてしまうのも無理はありません。

 

しかし、「よくある便秘だから」と甘くみた判断ミスが、

悲劇を招くこともあることを医療従事者は心しておくべきでしょう。