たまたま見つけた、こちらのブログ。
母のことを思い出してしまった。
腸の調子がおかしいと飲み食いできなくなって約1週間経過したとき。
夜に母が「救急車で大きな病院に行きたい!」
と私に訴えた。
でも、毎日、訪問看護師がやってきて、
在宅診療の医師の指示を仰いでおり、
在宅診療の医師に病院に連れて行きたいと私が尋ねると
「病院に行っても、何も悪いところはないから、
長い間、待たされた上、直ぐに帰されるだけ!」
とか言われたので、
母の最後のSOSに、娘として応えてあげることができなかった、
ことを、今も悔やみ続けている。
在宅診療の医師は、
「救急車で大学病院に行っても、紹介状がないと診てもらえない!」
とも言っていた。
今、冷静に考えれば、おかしな話で、
救急車でやってきた患者を、救急病院が紹介状がないからと
診察しないわけがないだろう。
あの医師は、そこまでして病院のお世話になりたくなかっただろうか。
在宅診療の医師としての、変なプライドを持っていたのだろうか。
翌日、病院に連れて行ったが、
既に手遅れで、
緊急入院して、約6時間後に、
腸が破裂して亡くなった。
急な様態急変だったので、
最後に看取ることさえできなかった。
在宅診療の医師を訴えるにあたり、
最後に看ていただいた病院の院長と話をしたら、
「あと数日、早く病院に来ていたら、
おそらく助かったでしょうね。」
と言われた。
悔しかったが、私の判断ミスもあったし、
何より、在宅診療の医師を信じすぎた私がいけない。
医師1人の判断に従ってはいけないと、
学んだ経験。
後日、在宅診療の医師が泣きながら謝罪に訪れたが、
泣いたって、母は戻ってこない。
「これからは、少しでもおかしいと感じたら、
病院への受診を勧めます。」
と反省の弁を述べていたが、
母の一件から学ばれたところで、
母は報われない。
母を犠牲にして、学ばれても、
私の悔しさは報われはしない。
医師も人間だし、
医師としての知識やスキル、経験もパーフェクトではないだろうが、
常に最悪の状況を考えて、先回りすること、
無駄でも良いから、よりリスクを軽減できるほうに動くことは
大切なのだと思う。