無事終えました。
思った以上にうまくいき、満足しています。
が、そこで終わらず、次への課題もしっかり考え、直すところをしっかり反省していこうと思います。
的なことはまあ勝手に思っていればいいことなのですが、
能や狂言ってとにかくシンプルなものなんです。
特に能はいかに何もしないか。
まあ、まず舞台になにもないところがすでにすごいでしょ。
ほとんど想像に任せるので、見る側からすると大変ですね。
演じる側もないものをいかにそこにみせるか。
でも、最近狂言やってて思い出しました。
無駄なものをはぶけばはぶくほど上質なものになると。
いっぱい動いていっぱい抑揚をつければそこに目や耳がいきますが、そうじゃなく、もっともっと見えない部分を楽しむものなんだなって。
今日演じた「鬼瓦」
鬼瓦をみて奥さんを思い出して泣くって話なんですが、そこに鬼瓦も奥さんも出てこないんですね☆
それをいかにみせるか。
でもね、舞台の上で何もしないようにするのって、正直怖いんですよ。動きたくなっちゃうんです。何かしたくなっちゃうんです。間が怖いんですね。
でも、そのなんとも言えない間があるから、舞台の中にお客さんが入ってこれるんです。そして、その空間でのみ存在する上質な笑いがうまれるんです。生の舞台でしか感じれないところです。
そこに無形の素晴らしさがあるんだなって。
「間」の勉強をしていこうと思いました☆