片づけの始まり
暮らしを引き算して身軽に生きる!
福井お片づけ倶楽部 片づけアドバイザー 薮下智子です。
(ライフオーガナイザー1級・生前整理アドバイザーの資格を持っています)
気持ちの楽になる、ゆるいお片づけを推奨して、ご自宅のお片づけ作業に伺ったり、お片づけ&生前整理講座を開催しています。
片づけに関わる活動をして、はや・・・何年?
資格を取ったりすることから含めると、10年近く?
まだ10年には足りないか💦
1年の始まり、ということで。
そもそもなぜ片づけに関わる活動をしているのか?
その始まりについて、書いてみます。
いつも講座の冒頭、自己紹介時にお話しするんですが、
我が家は完全同居。
結婚した当時は大家族(といってもいいでしょう)で、最大で8人家族でした。
【家族構成】
●結婚当時 6人 義祖母 義両親 義妹 夫 私
●子ども出産後 8人 義祖母 義両親 夫 私 長男 次男 三男
●現在 4人 義母 夫 私 三男
住む人間が多くなればなるほど。
住んでいる期間が長くなればなるほど。
家の中にはモノが多くなります。
モノがあふれてあちこちに散乱しているとかでは決してないのですが
「なんだかなぁ~」
って思っていました。いつも。
特に子どもの成長につれ、お友達の家にお伺いしてみるとうらやましく思っていました。
何を?
おうちの中の様子が、とてもキレイなんです。
LDKはあるし、壁は白いし(笑)、オシャレ家具や雑貨や食器はあるし。
お花まで飾ってあったり・・・
翻って我が家は・・・
完全独立型台所だし、あらゆるものに昭和な痕跡があるし・・・
モノが多いんですよね。
散らかってはいないけど。
使わないから、なんでも処分していい・・・とはならず。
私の趣味ではないあらゆるものといっしょに生活することの「ちょっとした」ストレスといったら!
すごーくイヤではないけど、終わりが見えないしジワジワ効いてくる。
結局、それ。
自分の好きなものに囲まれず、しかもずっとそこで生活しなければならないのが、前出のママ友達の家で感じたうらやまし感です。
それでも、そこにはまだ気が付かず、なんというか「雑然感」のせいかと思っていました。
そのころからたま~に雑誌にあったのは「片づけ特集」。
読むのは好きだったので、つい買ったり。
でも。
「読む⇒片づけてみる⇒モノの移動だけ⇒結局何も変わらない」
なぜか、こんな流れに。
そりゃ、モノを捨てられないので変わらないわけです。
その後、もう少し時が経つと「空前の(笑)お片づけブーム」が到来。
テレビでも、雑誌でも特集が組まれ、片づけ系の資格が注目されるようになりました。
そのうちのいくつかを取得し、自分の生活に活かしたり、また他の困っている方の助けになればいいと思って活動を始めました。
さて。
自宅が片づいているのかどうか?
というと・・・
答えとしては「NO」。
あくまでも私の中の「片づいている状態」ではありません。
高齢者になった義祖母、義両親も老いとともに介護が必要になり、住環境の変化はあまりよろしくないと聞きました。
私にはどう見ても「不要なモノ」であっても、認知症の発症している彼らにはそうではないこともあります。
ヨメの身としては、家の中はまだ私の天下にはなりません。
それでも少しづつ夫と年に一度、思い出したように大掃除ならぬ大片づけをしています(笑)。
以前よりは少し良くなったかな。
義母の息子である夫と片づけるのが、やっぱりいいですね。
「だってあなたの両親(祖母)じゃないの。私がこんなにモノをため込んだんじゃないし」
こんな言い方をすると「冷たい」って注意されるのですけど、これまた事実。
「しょうがない」
と思って、夫婦で片づけています。
(これに尽きる!)
まだまだ自分の身の回りは、「スッキリ」の発展途上です。
講座でお話をしながら自分自身にも言い聞かせております。
ということで。
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