メモ・・・塩梅。 | the decade of greed|強欲の10年間

the decade of greed|強欲の10年間

北海道に戻り、2012年で丁度10年。
又と無い10年目のメモリアルに向け、今素直な気持ちを持って記載しよう!

昨日の朝、店を片付けていたらお客さんがメモを残してくれたことに、気がついた。(いつも来てくれる人)


そのメモには・・・・・ 美味しかったのですが、どの料理も塩が強かった(しょっぱい)、てなことが書いてあった。参考までにと。


素直にうれしかった。こういうメッセージを残してくれるのは。

もしかしたら、美味しかったと書いてあることよりも、自分にとっては価値のあるメッセージだ。


お客様に育てられる、これは飲食店においてかけがえの無いこと、また気にっていてくれるからこそ、残してくれた温かいメッセージ!


この言葉を素直に聞けなくなったときには、僕も店も駄目になるはず。いつまでも忘れないようにいたいです。


そして言い訳ターイム!!


たびたび指摘されるように、僕は塩はしっかり付けるほうだ。塩梅って言葉は確か、塩気と酸味。

ようするに、左を制するものは試合を制する(ボクシング)みたいなもんで、

料理は塩気と酸味だ(極論??)


塩は素材の旨みを最大に引き出す力を持っている。したがって食べたときにハッキリしない味とか、ぼやけた感がある料理は作り手の塩使いが下手なのだ。


この基本があるかないかで、料理はかなり違ってくるはず。けど使いすぎるとしょっぱくなる。

んー難しい、これが塩梅ですね。


反省しつつ、塩にびびらず行こう!!