そう言われて半年が経ちます。
いよいよ年貢の納め時かなという感じですね。
こうなる経緯を簡単にまとめてみました。
今から8年前。生まれて初めて人間ドックを受診し、生まれて初めて腹部エコー検査を受けた時のこと。
「エコー検査は初めてですか?」
「は、はい。。」
「今まで何か言われたことは有りませんか?」
「え、ええ。。」
「うーん。。。」
「ええっ??」
検査技師さんも首を傾げ、僕は不安がいっぱいで。。
結果、「生まれつき腎臓が一つしかありません」とのことでした。
40年以上生きて来て初めてわかった衝撃。
今まで激しいクラブ活動や徹夜や暴飲暴食や、今思えば腎臓に悪いこと散々し尽して来ましたけど?
今さら感満載でしたが・・
ただ一つしかない腎臓がとても強靭だったようで、すこぶる体調も数値も良かっただけに、今まで通りで様子見ましょう、と言われ年に4回の経過観察健診を6年ほど続けました。
「ま、ほぼ変わりないですね。」
これを6年間、年4回聞くだけの通院。
もちろん食事制限も薬もないので、自由気ままに好きな物を好きなだけ食べる生活を続けました。
異変が有ったのはおととしの初頭。
今までかなり低めだった血圧が上がり出しました。(90-60くらいが130-90くらいに)
今思えば一つしかない腎臓がさすがに悲鳴を上げていたんでしょう。
でも主治医の診断は、「まあ年齢とともに血圧も上がりますからね。現状維持でいきましょう」でした。
現状維持を一年近く続け、日々の血圧もどんどん上昇し上は180を超え、何も無いのに激しい頭痛、吐き気が続き、それでも主治医は「現状維持で。そろそろお薬かな」と。(ホントに?大丈夫?)
そのタイミングで大阪から千葉へ転勤。去年の4月の事。
引っ越した先の病院、腎臓内科での初検査。
先生曰く「え??今まで薬も食事も何も治療せず??考えられない!!」とのことでした。
かなりヤバく腎臓にダメージを与え続けていたようで。。
転勤無ければ死んでたかも。
初めて腎臓関連の色々な数値の説明を受けましたが、この1年で腎機能が20%以上低下しているとのこと。
「eGFRが17なので近い将来、腎代替療法が必要となります。」
始めて聞くアルファベット。クレアチン?クレアチニン?何それ?今まで何も聞いてないよ?前の腎臓内科の主治医、何見てたの?
いきなり移植か透析か考えてくれ、と言われたのが去年の6月でした。
頭真っ白。人工透析?もう人生終わるの?
しばらく現実を受け入れることが出来ませんでした。
つづく