薬師岳・雲ノ平・鷲羽岳・黒部五郎岳の黒部川源流域を歩く(8月18日から5泊6日)-3 | やべちゃんのブログ

3日目雲ノ平山荘~三俣山荘~鷲羽岳~黒部五郎小屋

                 山並みの朝焼け

       槍ケ岳・穂高岳の稜線

 まさしくここが黒部川源流、木もない高山部に

水が湧き出ている、不思議、これらの水が集まり

黒部川になり、黒四ダムとなる

三俣山荘に着く、ここから鷲羽岳をピストン約3時間

        これから登る鷲羽岳

      ついに鷲羽岳頂上に立つ

 

頂上直下にある鷲羽池、こんな所に水が湧いている、

不思議、雨が多く。霧も多いためか、水を貯蔵する

岩石か

腰の曲がった人も登って来る、今回の登山で3人

見かけた

この辺から見ると鷲が羽を広げているように見える。

赤く見えるのが三俣山荘、中央左側がワリモ岳

中央の赤い荒々しい山が硫黄岳、実際はもっと

赤く見える

本日の宿泊場所、黒部五郎小屋に到着、ここへの下りもきつかった

 

 5日目 黒部五郎小屋~黒部五郎岳~北俣岳~太郎平小屋

   黒部五郎小屋出発(写真は到着時)

カール道を進むと氷河で削られた独特の黒部

五郎岳が見えてくる

         黒部五郎岳の頂上

黒部五郎岳から帰りの方向(北俣岳方面)を望む、

まだ4時間ぐらいかかる(太郎平小屋まで)、

もう疲れがピークになり歩行速度が落ちる

      山並みが重なって美しい光景

目指す宿泊地の太郎平小屋と薬師岳がきれいに見える、何とかたどり着けそうだ

親子のライチョウ、左が親、右隅に子供、懐かしい

太郎平小屋から見る薬師岳と夏雲、ついに無事到着、缶ビール2本飲んだ 、うまい、今日はここで宿泊、あと3.5時間下れば折立だが体力がない。明日ゆっくり降りることにした

4まとめ

 ①6日間快晴に恵まれ、ラッキーだった

 ②連日4時30分の出発で予定タイムの遅れを見込んだ

   が、各区間30分~1時間の遅れとなった。特に1日

   目(折立~薬師岳)と2日目(薬師沢山荘~雲の平

   の急登)はハードな登りとなった。午前中は何とか

   いけるが、

  午後になると歩くペースが落ちる

 ③雲の平の奥地に入るコースはいくつもあるが、距離

    は長いが新穂高から来る人が多かった。こちらの方

    が楽かもしれない。

 ④薬師岳と鷲羽岳の上部は白色の花崗岩で覆われてお

    り、同じような山にえる。

 ⑤雲の平の宿泊で、周辺の山々のまれに見える夕焼け

    ショーを見ることが出来てラッキーでした。

 ⑥6日間の長くてハードな山行きは初めてで、体力も

    限界でした。今回初め て昼休みに冷たい缶ビール

    を飲み、勢いをつけ午後を歩きました。

 ⑦山小屋の宿泊は素泊まりを予定し、食糧を多く持

    ち、コロナ対策でシラフ(寝袋)持参が求められ、

   リックが重くなりました、コースのハード面も重な

   り、毎日の疲労は大変でした、

 ⑧黒部川源流域は日本海気候で、雨・雪が非常に多い

    ことに由来し、花崗岩で濾過された水は冷たくてお

  いしいことを改めて知りました、又これらの水が

  黒部川等になり、大規模ダムと発電所で社会に役立っていることが解りました。