(8)の続き
西谷墳墓群の全景(赤色が四隅突出型墳丘墓)
復元された2号墓
四方に突き出した突出部は墓上へ登るための道として発達した
ものと考えられ、西谷王墓の時代にはその独特の形が地域の
シンボルとして山陰を中心に大流行しました。
復元された3号墓
復元された出雲王の祭祀、儀礼に使用された土器は300個以上
にのぼり、吉備や北陸系の土器も確認され、出雲王の葬儀には
遠く離れたクニからたくさんの人々が参列していたようです。
ガラス腕輪と中国産朱の出土遺跡
ガラス腕輪と中国産朱の出土遺跡
王墓の時代のおもなムラ、出雲王のいたムラ
(10)に続く