大鳴門橋と渦潮見学(徳島県鳴門市) | やべちゃんのブログ

1はじめに

  四国の帰りに大鳴門橋と渦潮を見学しました。この海峡

 は兵庫県の明石~淡路島~四国の徳島(阿波)に渡る

 ルートに当たり、古代から開かれた所です。

             鳴門海峡の位置

2大鳴門橋

 明石海峡大橋と共にある大きな橋です。

          大鳴門橋

     橋げたの大きさ(鉄の構造物)


  あまりの大きさに驚く、海面上45m

3渦潮見学

 橋を徒歩で渡れ、ちゃんとした見学コースが整備されている
〇渦潮発生のメカニズム

鳴門海峡は幅1.3km、深さは最深部で200mに及びます。

ここの特殊な地形のため、満潮と干潮が約6時間周期で繰り

返すことで起きます。

 

太平洋側が満潮時、淡路島と四国間が1.3kmと狭いため、

大部分の潮は大阪湾へ流れ込みます。大阪湾に行き渡った

海水は、明石海峡を通って、まだ水位の低い播磨灘へと

流れます。

 

満ち潮が淡路島南岸に到着してから瀬戸内海が満潮になる

まで、約5~6時間かかります。瀬戸内海が満潮を迎える時、

淡路島の南岸ではすでに干潮を目前に潮が引きつつあります。

ここで、海面の高低により、瀬戸内海に集まった大量の海水が

水位の低い太平洋側へ出ようと、鳴門海峡に押し寄せ、一気に

流れ込みます。

鳴門海峡を挟んで、瀬戸内海側は満潮、太平洋側は干潮となり

、境目では海面の高さの落差が生じます。高低差は最大で

1.5mにもなります。

高低差で生じた潮流は、中央部を流れる速い流れと、陸地側

の遅い流との速度差で回転力が生まれます(主な渦の原因)。

1日の内わずか数時間、満潮と干潮の前後の時間帯のみに

見られる自然現象です。約6時間間隔で、潮の流れが交互に

変わり、大鳴門橋の両側に交互に渦潮が発生します。

この渦潮により、海底と海面の海水がかき回されて、海底

に沈んだ栄養分が浮上し、タイやわかめ等の豊富な海と

なっています。

 

〇実際の写真

 

         渦潮前の静かな海

 

     渦潮が始まり観光船が出ている

 

           潮の早い流れ

 

   最大時の渦は大きいが今日は小さい

     渦潮としては世界最大

 

       鳴門海峡と大鳴門橋の構造

 

         渦潮観光遊歩道入口

4まとめ

 一度見たかった渦潮、メカニズムもよくわかり

満足でした。ここの航路は難所である事が良く

解りました。