ども。

モトスです。m(__)m



さて、、、

1月25日(月)


いやぁ~…ホントにヤな世の中ですね。。。


自粛…自粛…自粛・・・⤵️⤵️


言うまでもなくコロナ禍のせいなんですけどね。



私の場合は何かあったら即“死”に繋がるので、コワイです。

春の緊急事態宣言の時は、それこそ大半の人々が自粛に転じた訳ですが、今回は…どうなんでしょう?

夜はともかく、日中はそれほどでもないよーな。。。


特に若い人たちは関係ないような感じに見えるんですがね・・・ショボーン



とにかく私が出来る事は、自分の身は自分で守る事以外ない…と思っております。



そんな訳で年末に乗ったっきりで、自転車遊びもしておりません❗

ま、、、自粛だけではなく、色々と所用が重なったり…一番はモチベーションの低下かな???



気分にムラが無いとは言えない私の性格。

とにかく今は色々と面倒くせーと思ってるのですよ。✋

ま、その辺は置いといて…と。




自転車に乗っていない時はどーしてたんだ?と誰も思わんでしょうがガガ…


ひたすら映画を観ておりました❗


“dTV”“prime video”に加入しているので、大半の映画やドラマは観られるのだ。

現時点でその数30本❗

ほぼ一日に1本のペースで観ておりますが、実際には正月休みを含めて休日にしか観ていないので、休みの日には一日4~5本ペースなのですよ。✋

そりゃぁ、皇帝(妻)も怒るわなww


“怒る”と言っても、、、
『いつまで観とんねん❗』ではなく。。。

『せいぜい2本にしとけ❗』

ですからねww


2本ならエェんやw口笛


それでも、気が晴れるのかというと…そうでもなく、“心ここにあらず”のような感じで観てるので、内容が頭に入らない・・・⤵️⤵️


コロナ鬱だよ…ホントに。。。



さて、、、
ここからが本題。

凄く真面目な話。


そんな気が滅入っている時にチビから聞いた話。


この日、皇帝(妻)は所用の為、夜は不在。

仕事から帰宅すると食卓にはいつものように晩御飯が置いてあるのですが、チビのトコロには食べた後の茶碗しか置いていない。


そんなチビの部屋に向かって、、、
「お~いチビ!帰ったゾ~」と声を掛けると、いつものように『おかえり~』と。

そして、ドカドカと階段を降りて来て、これまたいつものように父子の時間が始まるのだ。

で、チビに何を食べたか聞くと、おかずは食べず“米”だけ食ったと。。。

食欲がないらしい。



「具合でも悪いのか?」と聞くと、真面目な顔をして私を見つめるのだ。

いや、、、真面目…というより、涙ぐんでいるのだ。


必死に涙を堪えているのだ。



「どうしたん?」と声を掛けるも、涙を堪えているせいで言葉が出ないチビ。


しばらくして、、、

『お父さん…○○ちゃん…亡くならはってん…』


・・・!?


意味がわからなかった。

正直…チビが何を言っているのかわからなかった。。。


私は思わず、、、
「ウソやろっ!?」
と、言ってしまった。。。



私の信条として、何か信じられないような事を聞かされた時、「嘘!?」とは言わず「本当!?」と聞き返すようにしている。

それを頑なに守ってきたはずの私が思わず「ウソやろ!?」と言ってしまうくらい信じ難い事だった。


先週の土曜日に学校へ連絡があったそうで、明けた月曜日の6時間目に学年集会が開かれ、そこで知らされたそうだ。




○○ちゃんとは、チビの同級生の男の子の事。

幼稚園からの幼馴染みで、部活(バスケット)も一緒。

家も近所で、小学生の…5年・6年の時はよくウチにも遊びに来てくれていた。


ウチに遊びに来るチビの友達は皆、礼儀は良い子ばかりなのだが、○○ちゃんは一際礼儀正しい子だった。


幼稚園の時からよく知っている子が…あんなに小さくて可愛らしい子がこんなに大きくなって❗って、いつも遊びに来るチビの友達を見て思っていたものだ。


○○ちゃんも例外ではない。

女の子はすっかり“レディー”になり、近所で出会っても気付かない子が多い中、男子は“むさ苦しく”なったとはいえ、面影が充分に残っており、直ぐに誰だかわかる。

当時はチビを差し置いて、遊びに来たチビの友達と遊んだものだ。

そんな事もあり、今でもばったり会うと話もするし、茶化したりもする。

私もチビの友達を呼ぶ時はチビ達が呼んでいるように“アダ名”で呼ぶし、時には叱ったりもする。


ま、、、チビの友達は…私の“子ども”みたいなモンだ。

ま、、、チビの友達からすれば、面倒なオッサンやろね~照れ


チビの友達も私の事を“●●(チビの名前)のお父さん”と呼んでいたけど、「“●●のお父さん”って面倒くさいやろ? だから“お父さん”って呼べ!」って教え込んだしね。(笑)


なので、幼少の頃からのチビの友達…とくに仲の良かった子ども達は、私の事を“お父さん”と呼んでいたのだw


今はチャットをしながらゲームが出来る時代。

チビもよく友達とチャットをしながらゲームに興じているのだが、私が帰宅してチビの部屋に出向き「ただいま~」と言うと、チビより先にチャットの向こうの友達が『お父さんお帰り~』って言ってくれるしね♪

そんな事もあり、運動会や授業参観の時に顔を出すと、チビの友達は私を見つけるなり、『お父さん!』を連呼ww

事情を知らない他の親御さんや先生方は『え!?何ナニ!? お父さん!?』ってな顔になって非常に愉快だったw




そう呼んでくれていた一人…○○ちゃんが亡くなったのだ。。。


○○ちゃんの御両親にしてみれば大変失礼な話だが、、、私にとっても息子を一人、失った気分なのだ。




○○ちゃんは中学1年の時に病気になってしまった。
登校もままならない状態だった。

中学2年になり、コロナ禍の中、手術をするという事をチビから聞いた。

手術は無事成功。
しかし、登校はまだ先になるという事もあり、バスケ部は退部。

それでも本人は体育祭には出たいという事で、昨年10月に行われた体育祭には登校したそうだ。

その時に、、、
『皆に会いたいから…絶対に治して学校に来る!バスケ部も辞めたけど、もう一度バスケする!』と言っていたそうだ。

その体育祭後も登校は出来ないままでいた。





今から一週間ほど前…容態が急変したらしい。

自宅療養中だった○○ちゃんは緊急入院、そして緊急手術。

しかし…緊急入院から一週間ほど経った日。。。

○○ちゃんは天に召されたのだ。。。


聞くと、、、
手術をしても2~3日持つか…という状態だったらしい。

『そんなんやのに○○ちゃんは一週間も頑張った』とチビが言った。


もうチビは限界だった。


『なぁチビ…我慢せんでエェ。 泣いてやれ』


その一言でタガが外れたのか…久しぶりに見たチビの本気泣き。


私も泣いた。



14歳の思春期真っ盛りのチビには大変辛い事。



私も14歳の時に友達を亡くしている。



原因は違えど、同じ経験をしているので辛さはわかるつもりだ。




昨年の体育祭が最後になるとは誰も思っていなかったであろう。

チビはそれを悔やんでいる。


お礼が言えなかった…と。



チビがバスケを始めるきっかけが○○ちゃんだったのだ。

そのお陰でバスケが好きになった事を…お礼が言えなかった…と。


それを聞いて、、、
そういえば小学生の時にバスケットボールが欲しい!とねだられ、買った記憶があるなと。

『○○ちゃんが持ってるねん!一緒にしたいねん!』って。


チビは欲しい物があっても、あまりねだらないし、駄々も捏ねなかった。


珍しく、ねだるなぁ~と、思いながら買ったのがバスケットボールだった。


しかも同じボール。



当時は“バスケット”というより、マネ事だったけど、よく公園で遊んでいた。

その頃から『中学入ったらバスケする!』と言っていた。


そんな今の自分を作ってくれたのが○○ちゃんだったと。。。



悲しいのと、悔しいのと、いろんな想いが入り雑じり、泣き顔で話すチビを見て、、、オヤジは無力だ・・・


何を言ってやればいい?


頭を撫でてやる事しか出来ない。
一緒に泣く事しか出来ない。


情けないよ・・・




以前、このブログでも記事にした事はありますが、ウチのチビが生まれた時…たった1,000gの未熟児だった。

自発呼吸も出来ず、いっぱい管に繋がれて…しかも合併症も3つくらい併発していた。

しかし、頑張って“生きて”くれた。


今となっては中2で170超えの長身。

一体、誰のDNAを受け継いだらそんなにデカくなるんだ!? というくらいデカい。(笑)




とにかく、生きていてくれるだけでいい。


おそらく○○ちゃんの御両親もそう思ったであろう。


御両親は頭を撫でてやる事も、ただ話を聞く事さえ出来なくなった。


私がチビに対して思う“情けない”は生きている代償…試練なのかもしれない。


御両親は私以上に、無力を感じておられるであろう。

それを想像すると胸が苦しくなる。






日曜日。
仲の良いチビの友達が遊びに来た。

彼もまた幼稚園からの幼馴染みで、よく知っている子だ。

一通り遊んだ後、小学校の卒アルを引っ張り出して来て、あーでもないこーでもない…と話をしていたそうだ。

もちろん、○○ちゃんの話も出ていたそうで。。。


『昨日、■■と話してたトコやったのに…』とチビが言うので、「それは“虫の知らせ”みたいなモンかもな~」と。


最期に、、、○○ちゃんは自身が元気だった頃を思い出して欲しかったのかもしれないな…と。


大人の勝手な美談かもしれないけど、私はそう信じるし、チビにもそう信じて欲しい。


何かわからない“力”は存在するのだ。



お袋が亡くなる数日前に、何年も帰省していなかったのに、ふと実家に帰ったり…

それから数日後、仕事中に『モトスさん、電話です』の一言で「あ…お袋が死んだ・・・」ってわかったり…(事実、お袋が亡くなったという親父からの電話だった)

チビが生まれる時、緊急手術で待合室で待機していると姉ちゃんが駆け付けてくれたんだけど、部屋に入って来た時の姉ちゃんの顔が“お袋”の顔だった事…(数秒で姉ちゃんの顔に戻る)

ま、全部、お袋絡みだけど、説明のつかない事象はあると信じる。




二人の幼馴染みに…自身が“生きていた”証を示したのかもしれない。



最後にチビに言ったのは、、、
『辛いし悲しいけど…良い経験をさせてもらったな』と。


チビが初めて経験する身近な“死”

誰もが経験するし、いずれは自身も死するのだ。




幼児期に絵本やアニメで知る“死”というモノ。

“幼児期あるある” で“死”とはどういうモノか聞いてきたり、それを理解すると次は、、、
『お母さんとお父さんが死んだら嫌やぁ~』と勝手に殺されたりね。(笑)


そう…自分は死なない…先に親が死ぬ!と本能でわかっているのだ。

順当にいけばそれは自然の摂理。


お袋が亡くなった時、婆ちゃんが『私が代わってやりたい・・・』って言っていたのを覚えている。

親より先に子が逝くほど不幸はないのだ。



だからチビに、、、
「お前は生きろ。ちゃんと生きろ!」
としか言えなかった。


チビも、、、
『○○ちゃんがやりたかったバスケを頑張る!』
と、誓ってくれた。





うん…結局、私は何を言いたかったのだ?


わからない。

わからないけど、何か想いを吐き出さずにはいられなかった。


今、、、たった今、チビの部屋を覗いてみると、、、

卒アルを見ていた。。。
幼稚園の卒アルも引っ張り出して。。。

泣きながら。。。



寝られなくてもいい。
しんどくなったっていい。

今は泣いてやれ。


またもオヤジはお前の頭を撫でてやる事しか出来ないけど許せ。




○○ちゃん。
本当にありがとう!

そして、お疲れ様。。。
よく頑張ったな!

ゆっくりと…安らかに…


御冥福をお祈りします。