ども。

“沼”
“沼”ってあまり良いイメージがないですよね?

沼に落ちちゃうと這い上がれない・抜け出せない…という事から、趣味の世界でも“~沼にハマる”なんて使い方をしますよね・・・

それ以前は“穴に落ちる”って言い方をしておりました。。。

音楽を真剣にやっていた頃、、、よくピアノの穴に落ちておりました💦💦

要は…『コレがダメならアッチはどうだ? いや…それならばコッチの方が良いかも…いや、、、待てよ…やっぱりコレの方が・・・』ってな具合に、収拾が着かなくなる事の隠語ですな。✋

私の場合…趣味そのものは“沼にハマる”というより、“マニアック”になる傾向があり、それら趣味に付随する“マテリアル” “ケミカル” “ツール”に対して沼にハマる・・・そんなモトスです。m(__)m



さて、、、

前回のライド前夜の事。

ライド前のやる事といえばチェーンの注油作業。


ライド前日までの天気により、当日の路面状況に合わせたチェーンルブを塗布するようにしております。

もちろん、その山の元々持っている性質・特性も考慮し、そこに季節毎の状況も加味するのだ。✋



『何もそこまで…』って思われるかもしれませんが、山ん中でトラブルが発生するほど厄介なモンはないのだ。

まぁ、MTBなんで、トラブルが起こるのは山ん中がほとんどなんですがガガ…(笑)


何よりも不安材料を抱えたまま走るのが嫌で、ライド中にチェーンの“油切れ”による“軋み音”がストレスになるのだ。


ま、、、たったそれだけの理由なんですが、私には影響大な作業なんですわ。✋



で、、、
以前の記事でも申し上げましたが、私が使っているチェーンルブは“フィニッシュライン”のモノ。


晴れの日が続いていた場合はワックスタイプを塗布。
夏場なんかはライド2~3回分くらいは持ってくれる。
チェーンにも汚れが付着しにくく、塗布後のメンテも容易。

しかし、汚れと一緒に徐々に落ちていくので、切れた時は♪キュルキュル♪と軋み音が発生する。

一応の目安にはなりますがね。✋



ウェット&マッドコンディションの時はウェットタイプを塗布。
季節に関わらず、林道メインの時も使用頻度は高い。
林道は沢や山肌から水が溢れている所も多く、年中マッディな箇所もあったりする。
シングルトラックよりドロドロになるのが林道だ。

そんな場所に行く時はウェットタイプを塗布しますがガガ…
走った後の惨状ったら💦・・・⤵️⤵️

どんな状況にも耐えうるタフなルブなので、以前はライド時に常備しておりましたが、今は持って行く事はなくなりましたね~


と、この2種類でヤリ繰りしておりましたが、最も使用者が多い(!?)であろうドライタイプを今回使用してみようと購入。
今までもドライタイプを使った事はありますが、自身で購入して使用するのは初めて❗✌️



で、、、
翌日のライドを控えたファットバイクに、、、3週間前にメンテして以来の注油。。。


走り始めると、、、

感触は…

よーわからん!(爆)

いやいやw

それじゃダメですよねw



(あくまでも“感覚”ですが) 廻した感触はワックスとウェットの中間という感じ。

この日の山サイは林道もシングルもある山。

林道区間はフラットダートの見本と言えるくらい“穏やか”な道。
今までマッドな状態を見た事がない。


シングル区間も比較的日当たりが良いのでカラっとしている。
ガレているトコは少なく、冬場でも滑るくらい乾いている。


林道・シングル共に水捌けも良い山で、ドロドロになるようなトコロではないので、ドライタイプ向きと言えますね。


で、、、
一通りお山遊びを終えて帰宅。。。

ライド後は洗車がルーティングになっておりますが、この日はチェーン以外を洗浄。

そして、汚れ具合を入念に(!?)チェック!


ウェットタイプほどではないけど、汚れが付着してますね~
リングの歯にもね・・・


汚れでギトギト感がある。
ステーを保護するプロテクターにも汚れが付着。
ワックスタイプだと汚れは着かなかった。


ギヤ周りの汚れが酷い時、一番厄介なのがプーリー周り。
リングと同じくらいの汚れ具合か…


カセットは思ったより綺麗。
ハゲハゲなのはご勘弁❗💦


ティッシュで拭いてみた。
ま、、、一目で黒くなっているのがわかるので、こんな感じになるのは当然っちゃー当然。。。


で、、、
山サイ終えてから帰路での感想は、、、

不快なジャリジャリ音もなく、かといって油切れした軋み音もない。

と、いった感じ。✋


ワックスタイプだと場合によっては油切れを起こして軋み音が発生するし、ウェットタイプだと泥を噛んでジャリジャリ音が発生する。

とにかく、ドライブトレイン周りからの“不快な音”に敏感な私は、今のところドライタイプはGoodですな❗✌️


って・・・
別にチェーンルブの何使おうと人それぞれだよねw

って・・・
今さらこんなレビューをしたところで誰トクやねん❗(笑)


もう…皆、、、知っとるわ❗(爆)


まぁね…私、、、自転車で一番気になるトコがチェーンなんですわ。✋

なので、他人様の自転車を見る時もまずチェーンを見る。

チェーンの手入れ具合で、その方がどういう風に自転車を扱っているかを想像しちゃう。(あくまでも想像ですから✋)

ちなみに、、、
MTBerならブレーキローターの“焼け”具合で、おおよその走り方を想像する。



で、、、これもちなみに、、、

チェーンも年数が経つと“伸びる”とよく聞きますが、実際には伸びません!

しか~し!
実際に使用後、数年経ったチェーンと新品のチェーンの長さを比べると若干、長さが違うのだ。

言うまでもなく、使用済みのチェーンの方が長くなっている。

これは伸びたのではなく、コネクトピンの穴が拡がってしまい、結果として長さが変わっているのだダダ。

まぁ、伸びるでエェかw



では何故に穴が拡がるのか?


それは磨耗によるものなのだ~✋


使用実績による磨耗はもちろん、穴とピンの隙間にも汚れが入り込み、それらがヤスリの役目を果たして削っていくのだ。


以前にも言いましたが、、、
チェーンが切れちゃう場面に幾度となく遭遇しましたが、その大半の方のチェーンはかなり汚れておりました。

チェーンに汚れが付着したままだと、“ヤスリ”を大量に付着したまま走っているのと同じって事になりますな。✋


それだけチェーン切れのリスクが高くなっちゃう。


ギヤ=歯車を使うモノは何でもそうですが、出来る限り摩擦を減らす事が重要。



で、、、
そんな事はわかっていても、“その辺”のパーツの手入れって面倒くさい❗(笑)

だけども手入れすれば、その分の恩恵は必ず返って来るのも確か。。。


と、、、私は信じる!✌️

というわけで、、、
長々とウンチク垂れましたがガガ…


自転車乗りは“サドル沼”だとか“ホイール沼”ってーのがありますが、、、


私の場合は“チェーンルブ沼”ですなww


あ…そうだ、、、まだ試していないのがあったな・・・

“セラミックウェット”“セラミックワックス” だw


m(__)m