金曜日、市議会の研修会が開催されました。


中央大学大学院の幸田教授による


「災害対策と議会の役割について」というテーマでの


講義がありました。







東日本大震災や阪神・淡路大震災での対応などを


もとに課題や議員の役割などについて説明をいただきました。


多くのお話しの中で、特に関心を持ったのは、


遠野モデルを参考にした「後方支援拠点整備構想」です。


このことは、私も震災の年の夏に岩手県遠野市を訪問した際、


今回の幸田教授とまったく同じ着眼点から、まさに狭山市こそ


首都直下地震などの発災時に、東日本大震災で


遠野市が果たしたのと同じように「後方支援拠点」としての


役割を果たすことができるのではと思い、


平成24年第一回の定例会で遠野モデルを引用しながら、


提言させていただきました。


http://www.city.sayama.saitama.jp/gikai/teireikai/24_t01shitumonn.html#cms492F4


私的にはかなり必死に提言したつもりだったのですが、




「研究します。」




の一言の答弁で終わってしまったのを覚えています。



せっかく当市で講演してくださった著名な専門家が


同様のことをおっしゃっているのですから、


担当課の職員の皆さん、もう一度検討してもらえませんかね~。





                                                   矢馳一郎