一昨日、長野県小布施町の視察の内容を、
少し書きましたが、本日は、現地で視察した
図書館の様子をご報告させていただきたいと
思います。
「まちとしょテラソ」は、09年開館の小布施町立図書館です。
アンパンマンミュージアムなどを手掛けた建築家の古谷誠章氏
によって設計されたとのことでした。
室内はとても明るく設計されており、カフェコーナーや
授乳室まで完備されていました。
平屋のため、蔵書数はけっして多くはありませんでしたが、
人口が1万2千人の町であることを考えると、
狭山市においては、各地区とおなじくらいの
スケールになるのかと思います。
まちとしょテラソは、ただ単に学びの場や調べる場だけに
留まらず、交流の場、拠点としての機能、性格を強く
持っているように感じられました。
こんな図書館があって、地域の方々が年齢、性別問わず、
交流し、何かを発信することができたら、どれだけ
素敵なことだろうと、うっとりと考えてしまいました。
図書館による地域活性化は、佐賀県武雄市が
あまりにも有名ですが、他にもいろいろと勉強してみたいとも
思いました。
矢馳一郎