昨日のブログに書きましたとおり、昨日の午前中に、
鶴ヶ島市のコミュニティ・レストラン「ここほっと」さんを
視察させていただきました。
NPO法人鶴ヶ島市学童保育の会の方々が、
運営されていらっしゃいます。
「コミュニティ・カフェ」というのはよく耳にしますが、
コミュニティ・レストランというのは、あまり聞いたことが
なかったため、興味深く訪問しましたが、なるほど
かなり本格的でした。
何も知らない方は、普通のレストランだと思って、
入店されると思います。
元々は、市内の数百人の学童保育の児童のためのおやつ作りを
されていらっしゃったNPOとのことで(現在進行形)、本格的だったのも
わかるような気がしました。
昔でいう井戸端会議のようなことができる、地域のコミュニティセンター
としての機能することを、特に意識していらっしゃるとのことで、
サロン(カフェ)だと、同じメンバーが多く利用し、閉鎖的になってしまう一面も
思料されますが、レストランということでサロンとはまた違った運営に
なっているように見受けました。
約1時間半の滞在でしたが、全てが完璧にうまくいっていらっしゃるように
見えました。しかしながら、ご関係者の話を伺うと、継続させることには、
かなりのご苦労をされているとのことにつき、このような事業の社会的な
必要性とそれと相反する事業継続の難易度を強く感じました。
そんなご苦労を抱えながらも、NPOの役員の方々の意欲が大変旺盛だったのを
拝見し、こういう方の意欲が周囲に伝播し、協働が確立されていくのだろうと
思いました。
矢馳一郎