先日、NHKで「マラウイ湖」の魚の生態を取り上げる番組が、
やっていたので見ました。
マラウイ湖というのは、南部アフリカにある湖で、
マラウイ、モザンビーク、タンザニアに
かかる大きな湖です。
番組自体は、魚の生態を特殊なカメラを使って
撮影するドキュメントだったのですが、
どうしても私の視点は、魚の生態よりも、
こんな高性能なカメラをアフリカに持ち込む時、
「税関で職員とトラブルにならなかったか?」
とか
「飛行機の乗り継ぎで荷物がロストしなかったか?」
という方に向いてしまいます。
現地の税関の職員は外国人が荷物をたくさん持っていると、
「これは課税の対象だ。」
とか
「これは持ち込み禁止だ。」
とか
難癖をつけては、賄賂を要求するので、
私も外交官時代は、日本人の方が空港でトラブルになると、
現地まで行って税関の職員に猛抗議したものです。
つい1年前までのそんな生活ですが、本邦で1年過ごすと、
アフリカでの生活が遥か昔のような気になるので不思議です。