もう画面の上や下に
イヤミのようにしつこくパカパカ出てくる
「地デジの準備はお早めに」
とか
画面の薄文字だけれど貼りつけたように消えない
「アナログ」のさりげないが猛烈なアピールが
実に鼻につくという時代からの卒業である。
おめでとう。
さらにひかり回線になった。
配線工事に来てくれたお兄さんたちは
私の家のモノの多さに苦笑いしながら
時折何かを倒したり
写真たてを落として割ったりしながら頑張ってくれた。
そんな後姿をブロスを見ながらチラ見していた私は
「あ~この部屋に人(しかも男)が来たのはいつぶりだろうか。
洗濯機を運んで来てくれたおじさんが最後かな。
ねずみが出たときに退治に来てくれた大家さんかな」
などと地味な事を思っていた。
デジタル化されたってのに
私自身はアナログ満載で絶好調である。