連日80㎝オーバーのランカーシーバスをキャッチ出来ているものの、そのランカー達が子供の様な相手と出会えた。
シャローに射してくるシーバスを捉えるのにベストな条件のルアーをセレクトする。
この日の気温と水温はこれでもかというくらい低く、活性も極端に低い。
自分から補食の為に移動を一切せず。口元にスローに運んでやらなくてはバイトすら出せない状況だった。
今まで好調だったフランキー90Fではレンジに到達させるのにリトリーブスピードが早くなってしまう。通常なら自ら食いに来てくれるのだが…。
レビンライトでは極端に浅いボトムの餌食になってしまうが、小さなバイトを得た。
魚は居る!
不安は有るが、やはりPLEX水面直下が理想のリトリーブスピードでボトムを着かず離れずに舐められると判断。
水面直下でボトムスレスレをトレースする。
サミングして着水音に気を配り、ドリフトさせながら居るであろうピンまで流し込んでやるとコン!
!?
ストラクチャーだ。跳ね上がった分フォールさせて修正するとコン!
居るのはわかっていたが、自分でも驚くようなアワセを叩き込んでいた。
魚なのかもわからないコンマ何秒の間に体が電撃的にアワセに入っていた。
トルクのある大型特有の引き。
もっと引け!もっと絞ってみろ!ヤマガブランクス92ML TZ/NANOの性能を確認しながらファイトを楽しんでいると水面に浮上したシーバスを見て一気に余裕が無くなる。
普段は巻きアワセを多用するのにフォールのバイトを掛けにいったので上唇の硬い部分へPLEXのリアフックが一本だけ刺さっている…。
しかもデカイ!
体力は充分奪った。緊張が走る中、ネットランディングはやめて静かに移動しながらズリ上げてキャッチ!
アフターとは思えぬ体!産卵前ならモンスターそのもの…。
よくもこんな硬い所へフッキングし、小さな針を曲げず折られずランディングに導いてくれた。
メーターにはチョッと届かなかったけど、惚れ惚れする。良い魚でした(^^)
ROD:ballistick 92ML TZ/NANO (YAMAGABLANKS)
REEL:vanquish C3000HG (SHIMANO)
LINE:G-soul X-8 (YGK ヨツアミ)
LEADER:万力キャスティングリーダー16lb(ミナロジスティック)
LURE:PLEX水面直下 ドチャートイカ (LONGIN)
ウエア:BLUE STORM(高階救命器具)